世界各国に広がるグループ企業・投資先の教育を本社で一元的に管理・コントロールする
この業界では、同じ教育が必要な企業がグループ・投資先を合わせると数百に及ぶケースがあります。これらの企業群に対し、企業理念やコンプライアンス等について、本社と同等の教育を一律に施し、同等の理解レベルに引き上げることは極めて重要な経営課題です。
それには、1つのシステムで各企業に必要な権限を付与できる仕組みが必要です。 同じツール(プラットフォーム)で同じ教材を使うことで、初めて品質や理解レベルの統一、運用管理の効率化が図れます。
グローバル規模の複雑な組織でも自由に設定可能な権限管理
複雑な組織管理を以下3つの機能で可能にします。
- 1. ロール(権限セット)の設定
- Aというメンバーに、「これとこれができる権限を付与する」という権限設定を行うことが可能です。
- 2. グループ設定
- 新卒グループ、マネジャーグループなど、組織をまたぐグループを設定することが可能です。
- 3. 進捗管理者設定
- 任意のユーザーに対し、上記グループの進捗管理権限を付与することが可能です。
なお、中国には「金盾」と呼ばれる検閲システムがあり、日本からの動画の配信ができないとされていますが、当社では現地法人を持ち、さらに現地にサーバーを設置しているため、日本と同じ学習環境を構築することが可能となっています。
eLMSの導入によって、
- 1つのシステムでグループ全体を管理する複雑な権限設定
- 本社指定のeラーニング教材の全世界への配信
- 中国のグループ企業・投資先に対する本国と同じ学習環境の提供
- 配信先ごとの学習状況の把握
が実現可能です。
特に投資先に対し、本社で磨き上げたコンプライアンスなどの教育を同じツールで組み上げていくことにより、戦略的な「攻め」の事業育成が可能になります。