LMS(学習管理システム)とは -eラーニングに欠かせないシステムを徹底解説-

「eラーニングを実施するにはLMSが必要と聞いたけど、LMSってなに?」

企業の人材育成において、2000年代前半から徐々にeラーニングが活用されるようになってきましたが、2020年、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るって以降、eラーニングへの注目はさらに高まりました。
特に日本では「集合研修」を重視し、eラーニングはあくまでその補完と考えている企業も多かったのですが、その状況が明確に変わってきています。

そして、eラーニングへの注目の高まりに伴って、eラーニングを配信するシステムであるLMSへの関心も高まってきました。

しかし、eラーニングとLMSの関係性については、いまいちよくわからないという声が多く聞かれます。

そもそも「eラーニング」をざっくりと言うと、「インターネットを活用した学習手法」です。その定義に従うと、例えば動画共有サイトにレクチャー動画を投稿してシェアしたり、ウェブ会議ツールで講義を行ったり、クラウド環境にマニュアルを保管したりなど、eラーニングに活用できるインターネット上のサービスやシステムは無数にあります。しかし、LMSが優れている点は、それらのシステムではできない、下記のような組織として戦略的にeラーニングを行っていく際に必要な「管理」ができることです。

・教材を適切なタイミングで届けたい人にだけ届ける
・一人一人の学習状況を可視化する
・複数の教材をコース化して計画的に実施させる

このコラムでは、そんなLMSについて、「なぜ必要か」や「どんな種類があるか」などの基本的なことから、「導入の流れ」や「選定のポイント」まで、網羅的に解説します。全体は2つのパートに分かれているので、初めての方は「入門」から、すでに基礎知識をお持ちの方は「発展」からお読みいただければと思います。

入門:LMSに関する基本的な情報をまとめています

1. LMSの意味とメリット
2. LMSの機能
3. LMSの使い方、活用事例
4. LMSの種類
5. LMSの費用

発展:実際にLMSの導入を検討したい方向けに、少し深く掘り下げた内容です

6. LMSの導入方法・選び方
7. CAREERSHIP®が選ばれる理由


1.LMSの意味とメリット ~なぜeラーニングにLMSが必要なのか~

 

この章では、eラーニングを実施するうえで、なぜLMSが必要なのかを解説します。

1-1.そもそもeラーニングとは?

日本eラーニングコンソーシアムの定義によると、eラーニングは「パソコンとインターネットを中心とするICT技術を活用した教育システム」の総称です。

そのため、専用の特別なシステムがなくても、eラーニングは実施することができます。例えば次のような方法が考えられます。

・教材テキストをメールで送付する
・インターネット上の共有フォルダに教材動画を格納し、各自が閲覧する
・YouTubeで教材動画を限定公開し、各自が閲覧する
・ウェビナーツールでオンライン研修を実施する、など

これらは全てeラーニングと言えますが、こういった「LMSを利用しないeラーニング」を体系的に実施していこうとすると、いくつもの壁にぶつかります。

 

1-2.LMSがある時とない時でeラーニングはどう違うか

では、LMSを使った場合のeラーニングとはどのようなものなのでしょうか。LMSとeラーニング教材は、水道管と水に例えることができます。LMSは水道管で、それを一人一人のユーザーの前まで整備します。そして、その水道管の中を水(eラーニング教材)が通って、各ユーザーのもとに届きます。これが、LMSを使った場合のeラーニングの大まかなイメージです。

ここから、「LMSを使わないで行うeラーニング」と「LMSを使って行うeラーニング」の違いについて、時系列に添って見ていきましょう。

 

①案内をするとき


 

LMSがなかったら

受講案内がとても面倒・・・
eラーニングを実施するうえでは、受講方法や受講期間などを対象者に案内する必要がありますが、その案内業務は煩雑になりがちです。社内に存在するメーリングリストなどをうまく活用できれば「全社員」「●●支店の社員」などわかりやすいカテゴリーに対しては案内しやすいかもしれませんが、「全部署の課長職以上」「入社3年目の総合職」「営業部とマーケティング部の中で、まだコンプライアンス研修を受けていない社員」など、要件が細かくなればなるほど面倒になります。特に、従業員の多い大手企業では、案内業務だけで相当の時間を要してしまいます。

また、人事異動や入退社など、人の入れ替わりがあるたびに、新しい部署で受けなければならない学習に関する案内をしなくてはなりません。

 

LMSがあったら

受講案内がとっても楽!
LMSは、システムの中に受講者一人一人の基本情報を持っています。そのため、「このeラーニング教材を、この属性の人に、この日時に配信する」といった設定が簡単にできます。

ただし、ここで注意しなくてはならないのは、どのくらい自由度高く配信の設定ができるかは、LMSの性能に左右されるということです。簡単な区分けのみを想定したシンプルなシステムもあれば、ライトワークスのLMS「CAREERSHIP®」のように、部署や入社年次、役職でのグルーピングは当然のこと、所有するスキルや各社で設定した独自のステータス、受講前提となる学習の受講が完了していることなど、様々なくくり方が可能なシステムもあります。eラーニングを展開する組織の規模や施策の複雑さなどを考慮したうえで、システム選定時には配信設定の柔軟性を確認することをお勧めします。

さらに、LMSを使うと、例えば「入社して1週間後にビジネスマナーのeラーニング教材を配信する」といった教育運用の自動化をすることができ、どんどん教育のDX推進ができます。また、学習内容はこのLMSに全て入っている旨の案内さえしておけば、時間のある時に新人が勝手に学習を進めておくことも可能になります。

 

LMSがなかったら

受講させる人とさせない人の区分けが面倒(または不可)・・・
例えば、管理職研修などについて、取り扱うテーマ次第では部下に見られてしまうのは都合が悪い教材もあるかもしれません。そういった場合、使用するツールや運用ルールなどを含め、様々な配慮をしなくてはならないのも余計な手間になります。

 

LMSがあったら

受講者にのみ配信されるので心配なし!
上記のような懸念は、LMSがある場合には不要です。「受講案内」のところでも紹介したように、LMSは特定の対象者にのみeラーニングを配信するので、それ以外の人はアクセスすることができません。

 

②学習中


 

LMSがなかったら

学習の進捗状況がわからない(学習していない人をフォローできない)・・・
これが、LMSを使用しないことによる最大の問題点と言えるかもしれません。集合研修の場合、参加の有無は一目瞭然ですが、eラーニングの場合は基本的には個々人が任意のタイミングで受講するケースが多いため、誰が、どこまで進捗しているかを把握・管理することができません。これでは、せっかく教育施策を打ったとしても、その浸透度合いや効果は不透明になってしまいます。

 

LMSがあったら

学習の進捗状況がリアルタイムで可視化!
LMSは「学習管理システム」という名の通り、学習をさせられるだけでなく、学習を管理できることが最大の強みです。誰が学習を完了しているかということだけでなく、いつ着手したか、eラーニングコンテンツのどこまで進行しているか、テストの点数は何点だったかなど、細かく状況を把握することができるのです。

また、進捗状況をシステム上で把握できることによって、例えば「受講期限の1週間前に未完了の人に向けてリマインドメールを自動配信する」等の設定も可能です。

 

LMSがなかったら

社外秘の情報がどこでも見られてしまう懸念がある・・・
学習させる内容として、「自社独自のノウハウ」や「発売前の製品情報」など、社外に知られてはいけない情報を展開することも多いと思います。そういった情報を例えば一般的な動画共有サイト等で展開すると、細やかな閲覧制限の設定などは難しく、様々なリスクが考えられます。

 

LMSがあったら

IPアドレスをつかった閲覧制限など様々なセキュリティ対応が可能!
LMSによっては、本人認証にあたって二段階認証や顔認証などの技術を採用していたり、特定のネットワーク下でなければ教材を受講できなかったりと、高度なセキュリティ対策が可能なものもあります。LMSの選定時には、その辺りのセキュリティ要件もしっかりと確認することをお勧めします。

 

LMSがなかったら

学習コンテンツによって使用するツールがバラバラになりわかりづらい・・・
これは受講者にとっての問題点ですが、この教材は共有フォルダに見に行って、この教材はYouTubeで見て、といった形になると、毎度勝手が違って学習意欲に関わってくることもあり得ます。また、案内方法も煩雑になってしまい、学習を提供する側、受講する側、双方にとって非効率です。

 

LMSがあったら

あらゆる学習が集約するプラットフォームにできる!
LMSは、動画形式であってもスライド形式であっても、あらゆるeラーニングは同一システム上で展開することができます。つまり、配信する側も受講する側も、毎回同じ手順でストレスなく実施できるのです。

また、最近のLMSは、eラーニングだけでなく集合研修の管理や研修後にレポートを提出することなども全てLMS上で完結することができます。これによって、育成担当者の利便性が増すだけでなく、受講者にとっても「学習に関することは全てLMSで行う」という共通理解のもと、学習へのハードルを下げることができます。

なお、一つ注意が必要なのは、特に大規模な企業において「部署によって異なるLMSを導入している」というケースがよく見受けられるのですが、その状態では人事異動などが発生するたびに使用方法を覚えなくてはならなかったり、受講履歴や教材データの移行ができなかったりなど、せっかくのLMSの利便性が損なわれてしまう可能性があります。ライトワークスでも、「バラバラのLMSを統合したい」というお客様の要望をよくお伺いしますので、導入の際にはそういった点も考慮していただければと思います。

 

LMSがなかったら

受講者のモチベーションを維持するのが難しい・・・
eラーニングは受講者が受けたいときに受けられるというメリットがある一方、個人の自主性に委ねられてしまうという懸念もあります。集合研修のように同僚や講師の目がある中であれば一生懸命やらざるを得ないとしても、eラーニングだとつい怠けてしまうことが往々にしてあります。

 

LMSがあったら

モチベーションを喚起する仕掛けを講じられる!
正直なところ、LMSがあったとしても、受講者のモチベーションを維持させることは決して簡単ではありません。そこがeラーニングの最大の課題でもあるのですが、近年のLMSはその課題を克服すべく、様々な工夫を凝らしています。

例えば、「システムの使い勝手が悪い」「画面の案内がわかりにくい」というだけで、それが学習することの障害の一つになってしまうことがあります。そのため、ライトワークスの「CAREERSHIP®」は、数年前に受講者画面のデザインを一新し、学習したいときにストレスなく教材にたどりつけるようにしました。もちろん、スマホやタブレットでの使い勝手にもこだわっています。それ以外にも、学習を終えた後、その受講者に適したその他の教材をレコメンドする機能など、受講を促進する機能の拡充を進めています。

さらに、少し違った観点では、「CAREERSHIP®」では社内の様々な職種のスキルを可視化して、そのスキルを身につけるために必要な学習教材をそこに紐づけることができます。このように、「学ぶ意味」を明確にすることによって、異動したい部署があるときや、なりたい役職があった場合に、それに向けた自発的な学習を促すことができます。

また、企業によっては学習を評価に反映するなど、制度に組み込む例も見られ、そういった企業側の取り組みによって受講率が向上した例も多くありますが、これはLMSに学習履歴が残るからこそ実現できる施策だといえます。

 

③学習後


 

LMSがなかったら

学習履歴が残らない
これは「進捗状況がわからない」の延長線上の問題なのですが、いつ、だれが、どの教育を受けたかという履歴を残そうと思うと、担当者がエクセル等で管理する必要があります。実際、かなり規模の大きい企業であっても手作業で管理しているケースはあり、それは非効率かつ不正確であるといわざるを得ません。

 

LMSがあったら

あらゆる学習の履歴を確実に残せる!
前述したように、LMSは学習を「管理」できるシステムであるため、誰がいつどんな学習をしたかは、当然システム上にしっかりと記録されます。また、これも前述しましたが、最近のLMSは集合研修の管理などもできるため、eラーニングだけでなく集合研修への参加履歴も同じシステム内に記録しておくことができます。

これによって、LMSはある意味「学習に特化した人材データベース」と考えることもでき、それらのデータは、近年、人材の能力を可視化して効率的に活用する「タレントマネジメント」に活用されるケースも多くなっています。


以上のような問題点は、単発のeラーニング研修を一度行うだけであればそれほど気にする必要はないかもしれません。しかし、人材育成計画に基づいて中長期的に実施していく場合や、研修のPDCAを回したい場合、あるいは学習状況を人事評価などの制度と結び付けたい場合など、人材育成を戦略的、効率的に実施しようと思うと、かなりクリティカルな問題になり得ます。

よって、eラーニングのメリットを最大限に発揮するためには、LMSはなくてはならないシステムだといえるのです。

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2.LMSの機能 ~eラーニングを含む学習の全てを集約できる~

 

第1章では、eラーニングを実施するうえでLMSがあると様々な面でメリットがあることを解説しました。この章では、それらのメリットを生み出せるLMSの機能についてより詳しく解説します。

 

2-1.eラーニング機能

LMSの主たる機能は、何といってもeラーニングを配信・受講する機能です。これは、ざっくり言うと、「eラーニング教材」を「指定した受講者」に「指定した期間」に配信し、受講させる機能です。ただし、単にeラーニング機能といっても、様々な施策に対応でき、かつ効率や利便性を向上させるための仕組みがたくさんあります。

 

①自動配信
対象や日時など条件を指定しておくと、自動で配信をしてくれます。これにより、「入社1週間後にビジネスマナーのeラーニングを配信する」などの自動化が可能になります。

②動画配信
最近では動画教材も当たり前になってきましたが、LMSは当然動画を配信することもできます。インターネット上で閲覧できダウンロード不要な「ストリーミング配信」が一般的です。最後まで視聴したら修了、早送り防止のためのシークバー無効化、復習時の有効化、倍速再生など教育で動画を利用する際に求められる機能もLMSには備わっています。

③承認設定
eラーニングを受講する場合には、上司などの承認を必要とする運用にしたい場合もあるかと思います。そのような場合に、承認者を設定することができます。

④期限管理
eラーニングを特定の期間しか受けられないようにすることができます。「設定した期限の1週間前と1日前に、それぞれ未完了者に対してメールを自動配信する」等の設定も可能です。

⑤セキュリティ
社外秘情報を含むeラーニングについて、特定の環境下でしか受講させたくないといったケースは多々あります。そのような場合に、会社のネットワーク内でなければ受講不可といった設定をすることができます。

⑥スマホ・タブレット対応
eラーニングのメリットは「いつでもどこでも学習できる」ことであるため、スマホやタブレットで受講できるかどうかはとても重要な要素です。今では多くのLMSがパソコンで見てもスマホで見ても最適な見た目になる「レスポンシブデザイン」を実装しています。

⑦レコメンド
これはかなり発展的な内容ですが、一部のLMSには、受講者の職種や受講状況などのデータから、最適なeラーニング教材をおすすめするという機能があります。ライトワークスのLMS「CAREERSHIP®」でも既に一部顧客で利用しており、近日汎用サービスとして展開する予定です。

 

2-2.運用を支援する管理機能

LMSにおいて、eラーニング機能とタイヤの両輪にあたる機能が「管理機能」です。LMSがeラーニングのメリットを最大化できるのは、この管理機能が備わっているからと言っても過言ではありません。

 

①ユーザー管理
LMSに受講者となるユーザーを登録します。なお、システム上でしっかりと管理できる人数は性能によって異なるため、導入時には必ず確認する必要があります。

②組織管理
LMSの中に企業の組織図を再現し、ユーザーである社員を紐づけていきます。これによって、「営業部のメンバーのみにこのeラーニングを配信する」といった対象者の抽出が簡単にできるようになります。こちらも、どの程度の階層まで再現できるかはシステム性能に左右されますので、大規模かつ複雑な組織形態の企業が導入する場合には注意が必要です。

③グループ管理
学習施策を展開するうえでは、組織横断的なくくりが必要なケースもあります。例えば、「部署横断プロジェクトのメンバーのみに、当該プロジェクトに関する知識を習得させたい」といった場合です。そのような場合、ライトワークスのLMS「CAREERSHIP®」では、組織とは別にグループを設定することができます。

④進捗管理
個々人の学習の進捗状況を確認することができる機能です。こちらの機能に関して、意外と見落とされがちですが重要なのは、「誰が誰の進捗を見られるようにするか」という点です。直属の上司と部門長、そして人材開発担当者のみが見られるようにする、などフレキシブルな設定が可能なシステムを選ぶことをお勧めします。

⑤成績管理
進捗と同様にテストの成績なども一覧で見ることができます。

⑥履歴管理
直近の学習結果だけではなく、その社員がこれまでにどのような学習を実践してきたかの履歴を確認することができます。

 

2-3.eラーニング以外の学習関連機能

近年、LMSの中にはeラーニング以外の機能を充実させ、組織内におけるあらゆる学習を管理できる「学習のプラットフォーム」へと進化しているものもあります。LMSがプラットフォームになると、あらゆる施策が一つのシステム上で展開されるようになり、それは育成担当者、受講者いずれにとっても利便性が高いというだけでなく、異なる種類の学習を連動させることで効果も高められるなど、メリットがとても大きいのです。また、全ての教育施策の履歴が一つのシステム上で管理できるので、タレントマネジメントへの展開もしやすくなります。

では、eラーニング以外にどのような機能があるのか、例として、ライトワークスのLMS「CAREERSHIP®」が備えている機能をご紹介します。

 

①研修管理機能
集合研修の管理をすることができる機能です。「研修管理システム」という、それだけに特化したシステムもありますが、LMSに備えることでeラーニングと連動させることができ、利便性は格段に上がります。CAREERSHIP®の研修管理機能は、受講者がシステム上で簡単に内容の確認や参加申請をできるのはもちろんのこと、事前にアンケートをとれたり、資料を添付できたりなど、育成担当者にとってもかゆい所に手が届く機能を備えています。

詳しく見る ▶ CAREERSHIP®の研修管理機能

②アンケート・レポート機能
LMS上でアンケートをとったり、レポートを提出させたりできる機能です。研修の実施後、アンケートを回収したり、レポートの課題を出したりするケースは多いかと思いますが、そういったものを集計、集約するのは手間がかかり、また、完了していない人への督促なども余計な負荷となります。LMSにアンケート・レポート機能があると、eラーニングや研修の受講が終わったタイミングでアンケートを自動的に配信することや、レポートをLMS上で提出させて一括管理することができます。

詳しく見る ▶  CAREERSHIP®のアンケート・レポート機能

③コース管理機能
eラーニングや集合研修、アンケートなど、複数ある学習コンテンツを1つのコースとしてパッケージ化することができます。これによって、この研修が完了していないと次の研修に参加できないなど、学習に段階を設けることもできますし、グループディスカッション研修の前に予備知識をeラーニングでインプットしておいてもらうといった「ブレンディッドラーニング」等の施策も簡単に実現できます。

詳しく見る ▶  CAREERSHIP®のコース管理機能

④教材制作機能
パワーポイントやエクセル、動画などの素材を基に、eラーニング教材を制作することができる機能です。最近では、自社内で研修用の教材を内製している企業も多くいらっしゃいます。ライトワークスのLMS「CAREERSHIP®」を利用している企業では、約85%が内製教材を利用しているというデータがあります。LMSに載せる教材は、「SCORM(スコーム)」など、特定の仕様でなければならないため、作成には専用のツールが必要なのですが、CAREERSHIP®を含む一部のLMSは、その作成ツールを内蔵しています。

詳しく見る ▶  CAREERSHIP®の教材作成機能

⑤社内SNS機能
社員のみが使用できるSNSのようなコミュニケーション機能です。学習は必ずしも教育担当者から一方向的に与えるものではありません。各自が持っている知識をシェアしたり、あるいは議論をしたりすることで双方の知見が深まることも学習と言うことができます。近年では「ソーシャルラーニング」といった言葉も注目されていますが、LMSの中でそれを実現できる機能を有しているものもあります。

詳しく見る ▶  CAREERSHIP®のルーム(社内SNS)機能

⑥タレントマネジメント機能
タレントマネジメントとは、社員のスキルや経験などの情報を一元管理し、人材を戦略的に活用・育成していくことを言います。タレントマネジメントを専門に行う「タレントマネジメントシステム(TMS)」はLMSとは別に存在しますが、LMSの中にはTMSの機能を一部備えているものもあります。

ライトワークスのLMS「CAREERSHIP®」には、従業員のスキルを定義して可視化する「スキル管理」や、従業員の経歴や所有資格等の情報を一元管理できる「キャリアカルテ」という機能があります。

CAREERSHIP®が一般のTMSと比較してユニークなのは、それらの機能にLMSならではの「学習」の観点がしっかりと織り込まれていることです。例えば、「スキル管理機能」においては、必要なスキルとそれを身につけるための学習を紐づけることができ、社員は新たに身につけたいスキルがある場合は何を学習すればいいのかが簡単にわかります。また、「キャリアカルテ」には学習履歴も記録されるため、その人物がこれまでにどういった学習を経てきたかという観点でも見ることができます。逆に言えば、一般のTMSは「学習」に関する機能が弱く、組織や人材の現在地を見ることには優れていても、未来に向けて育成していくことは不得手であることが多いのです。そのため、LMSとTMSをシステム連携させることも多いですが、タレントマネジメントは奥が深い概念で、システムを導入しても使いこなせていないというケースが実に多いため、上記のように、TMSの基本的な機能さえあればいい場合には、CAREERSHIP®のみで代替することも可能です。

詳しく見る ▶  CAREERSHIP®のスキル管理機能

詳しく見る ▶  CAREERSHIP®のキャリアカルテ機能

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3.LMSの使い方・活用事例 ~LMSは実際どのようなシーンで使われているのか~

 

LMSは、導入された企業において、実際にどのように使用されているのか、イメージを具体的に持っていただけるように、第3章では使い方について解説していきます。

 

3-1.LMSは大きく3つのステップで使う

これまでに述べたように、最近のLMSは多機能なものも多いので、使い方も多様ですが、あえて極端に単純化すると、使い方は以下の3ステップで表すことができます。

①ユーザーを登録する
②eラーニング教材(コンテンツ)を登録する
③ユーザーにeラーニング教材を配信する

なお、この3ステップはeラーニング機能で説明をしていますが、他の学習機能を使ったとしても基本的には同様の考え方になります。集合研修やアンケートなどのコンテンツを登録し、それをユーザーと紐づけていきます。

ここで、知っておくと上記のステップを格段に効率化できる豆知識をご紹介します。

豆知識その1

インポート

ユーザーは、企業においては従業員が該当します。企業規模によっては、数千人、数万人を登録する必要が出てきますが、それをLMSに一人一人手作業で登録していくのは現実的ではありません。そこで、ほとんどのLMSはインポート機能を備えており、従業員のリストなどがあれば、それをまとめて登録することができます。

豆知識その2

システム連携

先ほどのインポート機能を活用することで、導入時に登録が問題になることは少ないのですが、実は、登録に関するネックが生まれるのは導入してからなのです。規模の大きい企業では特にですが、従業員の入退社や部署移動が頻繁にあるため、そのたびに手作業で変更を加えたり、または毎回一括インポートを行ったりすることはLMSを管理する担当者にとって大きな負担になります。

そこで、推奨したいのが人事システムとLMSを連携させることです。ほとんどの企業では、LMSは導入していなかったとしても従業員の労務管理などを行う人事システムは導入されていると思います。そのシステムとLMSを連携させることで、人事システム上で人に関するデータが変更されると、LMSのユーザー情報も自動で変更されるようになります。これによって、運用上の手間は大きく改善されます。

なお、システム連携については、実施の可否がシステムやベンダーによって異なります。ライトワークスでは、開発無しで安価に実装できる汎用プログラムも用意しており、これまでに数多くの連携実績を持っています。規模の大きい企業においては特に、LMS選定時の重要な要件として認識していただければと思います。

豆知識その3

BPO(Business Process Outsourcing)

3つのステップに関する作業は、LMSによって簡単に行えるとはいえ、いずれも人材育成における本質的な業務ではありません。そこで、登録などの作業についてはベンダー側に委託をすることも生産性向上のための有効な手段です。ライトワークスでは、顧客をサポートする専門のチームが存在し、LMSに関する様々な業務を代行することが可能です。

豆知識その4

eラーニングの規格

第1章において、LMSを水道管に、eラーニング教材をその中を流れる水に例えました。実は、ここで注意が必要なことがあります。「水道管(LMS)の中を通すことができる水(eラーニング教材)には、決まった規格がある」ということです。

その規格として、いま最も一般的なのは「SCORM1.2(スコーム1.2)」というものです。この規格に則っていれば、基本的にだれが作ったものでも対応したLMSに載せて配信することができます。

ここで、eラーニングを用意する方法は、大きく分けて3つあります。

(1) 既にある汎用教材を購入する
(2) 自社で作成する
(3) 制作会社にオリジナル教材の制作を委託する

これらのいずれの方法を採用するにしても、きちんとした規格で用意する必要があります。特に、動画制作会社などに教育用動画の制作を依頼する場合など、制作会社側ではeラーニングの規格を知らないこともあるので注意が必要です(MP4データなどはそのまま配信できるLMSもあります)。なお、ライトワークスはもともとeラーニング教材の制作事業にルーツがあるため、上記の(1)~(3)の全てに対応可能です。

詳しく見る ▶  ライトワークスの汎用教材

詳しく見る ▶  CAREERSHIP®の教材作成機能

詳しく見る ▶  ライトワークスの教材制作サービス

 

3-2.LMSの活用シーンは多種多様

繰り返しになりますが、LMSは単なるeラーニング配信システムの枠を超えて、「学習のプラットフォーム」になってきていることから、組織的に学習を行うあらゆるシーンで活用されています。

こちらに、主なシーンを列記しました。貴社に当てはまるものも、きっと見つかるのではないでしょうか。

 

①企業が社員に教育を行う


-全社研修
コンプライアンス教育や情報セキュリティ教育など、職種や年次などに関わらず全員に学習させる場合、特に規模の大きな組織ではLMSなしでの運用は困難です。配信だけならまだしも、受講状況をきちんと把握し、履歴を残すためにはLMSは必須と言えるでしょう。

なお、グローバル展開している企業が、海外の現地法人のスタッフにも受講させたいというニーズもあるかと思います。そのような場合には、言語対応や海外への配信が可能なLMSを選定する必要があります。特に、中国にはグレートファイヤーウォールと呼ばれる検閲システムがあるため、日本からの配信が困難であるなどの障害もあります。

ライトワークスでは、大手総合商社様の依頼により100を超える国に対して同時配信した実績があり、また、中国に現地法人およびサーバーを持っているため、中国を含めたグローバルへの展開が可能です。

詳しく見る ▶  中国でのLMS/eラーニング展開

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-新入社員研修
2020年には、新型コロナウイルスの影響で急遽新入社員研修をオンライン化した企業も多かったのではないでしょうか。ライトワークスでもそういったお問い合わせをいただきましたが、実施してみると、eラーニングならではの「何度でも復習できる」といった特性がうまく作用し、「例年よりも理解度が高まっていた」という声も聞かれました。

ライトワークスでは、新入社員向けのeラーニング教材をまとめた「LWフレッシャーズパック」をご用意しているほか、新入社員のビジネスに関する知識を確認できる「人材アセスメントサービス」も提供しています。

なお、新入社員研修は既存の社員への影響が少ないため、eラーニング/LMSの導入のきっかけにしやすい場面と言えます。

詳しく見る ▶  LWフレッシャーズパック

詳しく見る ▶  人材アセスメントサービス

 

-階層別研修・管理職研修
こちらも、新入社員研修同様、近年オンライン化が進んでいる印象があります。ただし、新入社員研修よりも発展的な内容であることが多いため、単にeラーニングだけでなく、eラーニングとグループワークなどを組み合わせた「ブレンディッドラーニング」を実践されている企業もあります。そういった施策を行ううえでは、研修管理機能なども備えたLMSが大いに力を発揮します。

・eラーニングで基礎知識を身につける
 ↓
・対面でグループワークを行い、知識を深める
 ↓
・LMS上の社内SNSでさらに議論を深める
 ↓
・総括として、レポートを提出する

といった一連の研修を、LMS内で全て管理することができます。
また、ライトワークスでは、管理職向けのeラーニング教材をまとめた「LWマネージャーズパック」もご用意しています。

詳しく見る ▶  LWマネージャーズパック

 

-自律学習
近年、終身雇用や年功序列などのこれまでの常識が崩れ、従業員には自律的にキャリアを確立することが、そして、企業にはそれをサポートしていくことが求められるようになりました。

また、ビジネスの変化スピードがますます加速する現代においては、与えられた学習をこなすだけではなく、自ら率先して学んでいく姿勢を従業員に求める企業も多いように見受けられます。

このような背景から、「自律学習」のためのコンテンツやプラットフォームを探す企業は多く、その結果としてLMSの導入に至るケースが見受けられます。

ただし、ここで注意が必要なのは、「学習できる環境」があるだけでは、多くの人は学習しないのが実態であるということです。自律的な学習を促すためには、「システムにおける工夫」や「制度における工夫」などを駆使する必要があります。詳しくは、このコラム第1章のコチラをご覧ください。

 

②企業が社員以外に教育を行う


-パート・アルバイト
飲食やサービスなど、多くの店舗を抱える企業では、パートやアルバイトの教育は重要事項であるにもかかわらず、各店舗に任せきりになってしまっている状況もあるのではないでしょうか。そうすると、教育の質にムラが出たり、人手不足の店舗では思うように教育の時間が取れなかったりなど、様々な問題があり得ます。LMSを用いることで、全国で一律の教育をほぼ自動化して行うことができます。

 

-子会社
多数のグループ会社で構成される大手企業においては、親会社が全体に働きかける教育もあれば、子会社が独自に行う教育もあり、施策が複雑に絡み合う状況が多々見受けられます。そのようなケースにおいて、各企業で独自のシステムを採用すると、大きな混乱を招きかねません。ライトワークスのLMS「CAREERSHIP®」は、一つのシステムで、全社共通の施策を講じたり、個社独自の施策を行ったりということが簡単に実現できます。グループ全体での一貫した教育体制を構築したい場合は、その運用に耐えられるLMSを選定する必要があります。

 

-代理店・顧客
LMSを用いて、代理店教育や顧客教育を実施するケースもあります。LMSは個人や組織向けにeラーニング教材を配信するので、他者が受けている教育内容や履歴を知ることはできません。そのため、組織を超えて、異なる企業の方々を教育していくという施策も実施できるのです。

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③教育機関が学生に教育を行う


-学校
新型コロナウイルスの影響や文部科学省が唱える「GIGAスクール構想」などもあり、学校での授業のオンライン化もここに来て加速してきた印象があります。学校などでもLMSを導入するケースは多いですが、「企業向けLMS」と「学校向けLMS」は求められる要件が異なるため、それぞれに得意とするベンダーが異なります。学校関係者の方が導入を検討される場合、学校での導入実績が豊富なLMSを探すことをお勧めします。

 

-教育サービス事業者
学校以外の教育サービス、特に大人向けの有償教育サービスにおいて、LMSが導入されるケースは多いです。サービスを継続利用してもらうためには、受講者一人一人の受講意欲を高めることや、あるいは受講状況やサービスに対するフィードバックなどを常に把握しておく必要がありますが、LMSを使わずにそれらを実現することは困難でしょう。

 

3-3.CAREERSHIP®の活用事例

様々な企業がLMSを実際にどのように使っているのか。ライトワークスのLMS「CAREERSHIP®」を活用いただいている企業の事例をいくつかご紹介します。

 

①アサヒビール株式会社

利用率が12倍に!マイナーな存在だったeラーニングから成長を後押しするLMSへの転換を成功させた4つの要因
 
アサヒビール様は2018年にCAREERSHIP®を導入されて以降、単なるeラーニング配信システムとしてではなく、従業員が自身のキャリア形成に役立てる「キャリアポータル」として活用されています。

アサヒビール様では、20数種類の職種に対して、それぞれ3つのステージを掛け合わせた「ジョブディビジョンスキル表」というものを作成されており、「この職種でこのステージなら、このスキルが必要」という要件が体系化されています。そのジョブディビジョンスキル表に合わせて、具体的なeラーニング教材を当て込んでいくことで、各個人に対して必要な教育を提供されています。

 

②株式会社タカラトミー

11カ国・8言語での配信をわずか3人で運用 LMSをコンプライアンスの“インフラ”に

タカラトミー様では、主としてコンプライアンス教育にCAREERSHIP®を利用されていますが、eラーニングはもとより、メルマガ/コンプライアンス通信の配信、研修欠席者へ動画配信、アンケート調査など、様々な施策において「CAREERSHIP®」の機能を活用いただいています。注目すべきはその規模で、タカラトミー様は国内外にグループ会社があり、実に11カ国・8言語での配信を恒常的に実施されています。

 

各業界における人材育成の課題と解決方法をまとめた事例集

各業界における人材育成の課題と解決方法をまとめた事例集

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4.LMSの種類

 

5.LMSの費用

 

LMSを導入するうえで、何といっても気になるのはコストがどのくらいかかるかということだと思います。
この章では、LMSを導入、運用した場合に発生するコストに関してまとめました。(なお、こちらは基本的に「クラウド型」を前提としています。)

 

5-1.イニシャル費用

初期セットアップ費用
LMSを導入企業が使えるようにするためには、その企業用の「専用WEBサイト」を立ち上げるようなイメージで、そのためには基本的に初期コストがかかります。

導入サポート費用
この費用はベンダーによってある場合とない場合があると思います。特に多機能なLMSは初期の設定が複雑であったり、慣れるまでに入念なレクチャーが必要であったりしますが、その部分をベンダー側がサポートのメニューとして設定している場合があります。

システム連携費用
他の人事システム等とLMSをシステム連携させる場合、その設定のために費用がかかります。この費用感はベンダーによってまちまちですが、ライトワークスでは、開発無しで安価に実装できる汎用プログラムも用意しており、これまでに数多くの連携実績を持っています。

カスタマイズ開発費用
独自の機能等を付与したい場合に発生する費用です。コストは開発内容によって大きく異なりますが、大きな開発はコストも時間も要することから、それよりは、既存の機能で対応できるLMSを探したり、既存のシステムに合わせて運用体制を見直したりするなど、開発以外の方法も同時に検討することをお勧めします。

 

5-2.ランニング費用

システム使用料
LMSを利用するための費用ですが、方法はベンダーによって異なります。以下に、代表的な例を記載します。

-ID数=LMSに登録されているID数(ユーザー数)によって一律に発生する
-同時アクセス数:同時にアクセスできる上限人数の設定により費用が変動する
-重量課金:その月に使用したID数の実数に応じて費用が変動する

ディスク使用料
LMS上には動画やeラーニング教材など、様々なデータを保管しますが、その容量によって課金される場合があります。

 

5-3.その他の費用

eラーニング教材の調達にかかる費用
LMSを用意したら、当然eラーニング教材も用意する必要があります。前述しましたが、eラーニングを用意する方法は、大きく分けて3つあります。

①既にある汎用教材を購入する
②自社で作成する(eラーニング作成ツールを導入する)
③制作会社にオリジナル教材の制作を委託する

いずれにしてもコストは発生しますが、例えばライトワークスのように、LMSに加えて上記3種類のいずれにも対応するサービスを持っている場合には、全てを異なるベンダーに委託するよりもコストの管理、調整などがしやすいため、LMSベンダーを選定する際には、eラーニング教材を自前で持っているかという観点も持っておきましょう。

運用サポートに関する費用
3.LMSの使い方・活用事例」でお伝えしたように、ライトワークスでは登録などの作業を委託できるBPOサービスを提供しています。LMSは、導入してからいかに運用するかが重要であるため、サポートメニューの充実とコスト感は、ベンダー選定のうえでチェックしておいた方がいいポイントと言えます。




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6.LMSの導入方法・選び方

 

LMSを実際に導入しようとした場合、どのような流れで進めていけばよいのでしょうか。この章では、その具体的手順についてまとめました。

 

6-1.ベンダー選定

世の中にLMSは多数あります。それぞれに特徴やコストなどが異なるため、まずは自社の状況に即した最適なシステムと、それを提供するベンダーを選定することが必要です。

情報収集
まずは、何はなくとも情報収集をしましょう。ここで注意が必要なのは、社内と社外それぞれを対象に情報を集めることです。

社内については、今現在どのような教育が行われており、そこにどのような課題があるか、あるいは人材開発部門として、どのような未来像を描いているかなどの情報が重要で、ここが曖昧だと、選定の際の判断基準が曖昧になってしまいます。

社外からの情報収集は、本コラムのような記事も活用いただければと思いますが、やはり一番わかりやすいのはベンダーに直接話を聞くことです。各ベンダーから、その会社のシステムの話しだけでなく、業界の情報も聞いていくと、全体像を理解できると思います。主要なベンダーについては、下記の記事をご参照ください。

関連 ▶  企業向けLMS徹底比較!Web公開情報から真摯に調べた情報まとめ(2021)

 

企画立案/予算申請
収集した情報をもとに、企画を立案し、予算を申請・確保します。このとき、「機能要件リスト」を作成することをお勧めします。自社に必要な機能をリスト化することで、ベンダーとのコミュニケーションがしやすくなり、また、検討モレを防ぐことができます。

LMS(eラーニング)機能要件リストをご提供

RFP(提案依頼書)作成時にも役立つ
機能要件リスト

これまで1,400社以上のLMS(eラーニング)導入に関わってきたライトワークスが、選定時に確認すべき代表的なポイントをリスト化しました。ぜひご活用ください。

ベンダーの選定
企画や予算が固まったら、ベンダーに「提案依頼書(RFP)」等で提案を依頼します。なお、選定にあたっては、LMSの機能やコストだけでなく、サポート体制や自前のeラーニング教材の有無など、このコラムで触れた様々な要件を多角的にとらえながら、比較していただくと、導入後のトラブルを避けることができます。

ベンダー選定の方法についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事もご参照ください。

 

6-2.導入準備

ベンダー選定が完了したら、いよいよ導入に向けた準備を始めます。

契約締結
契約書については、各ベンダーが雛形を用意していると思いますので、提供を依頼しましょう。

環境構築
契約締結が完了したら、LMSを使って教育施策を展開するための環境構築を行います。具体的には、ベンダーに要件を伝え、自社専用のサイトを開設してもらうステップです。

運用準備
運用設計とは、LMSに登録する内容やその管理方法などを決め、それを実現するための設定を行う作業で、具体的には管理者に付与する権限の設定や、パスワードポリシーの設定などを行います。

運用開始
従業員に利用案内を行い、運用を開始します。
なお、利用案内にもLMSを活用できます。ライトワークスのLMS「CAREERSHIP®」では、教材の配信開始日時に合わせてメール配信を予約することができるため、メールに自社専用サイトのURLとアカウント情報を記載することで利用案内とすることができます。

 

運用開始までの流れをもっと詳しく知りたい方は、下記の記事もご参照ください。

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7.CAREERSHIP®が選ばれる理由

 

ライトワークスのLMS「CAREERSHIP®」は、従業員1,000名以上のエンタープライズ企業の利用を前提に設計・開発された統合型のシステムです。トヨタ自動車様やアサヒグループホールディングス様、JTB様など日本有数の大企業が学習のプラットフォームとしてCAREERSHIP®を採用し、今では上場企業売上TOP100社のうち47%*にご利用いただいています。
*2021年4月現在、グループ会社を含む、当社調べ

 

7-1.3つのコアパフォーマンス

CAREERSHIP®は、主に次の3つの理由により、エンタープライズに選ばれています。

①柔軟な「配信・権限管理」
CAREERSHIP®は、LMSの基本的な機能と言える「誰に・いつ・何を」配信し、「誰が・どう」管理するかを、とても柔軟に設定することができます。一見あたり前のように見えますが、多くのLMSでは、エンタープライズの複雑な組織形態や様々な教育施策に合わせて柔軟に設定することができません。あたり前の機能であるからこそ、ライトワークスでは論理的に細かい利用シーンを想定して徹底的に作り込み、多くのエンタープライズの要求に応えられるまでに高い水準のシステムとなっています。

②統合型システムとしての「発展性」
4.LMSの種類」でも述べましたが、CAREERSHIP®はeラーニングだけでなく、研修管理機能やアンケート/レポート機能など、企業内での学習に必要な様々な機能を兼ね備えています。それに加えて、従業員のスキルを定義して可視化する「スキル管理機能」や、従業員の経歴や所有資格等の情報を一元管理できる「キャリアカルテ機能」といったタレントマネジメントに活用できる機能もあり、単なる学習管理を超えた、より発展的な戦略に活かせるシステムになっています。

③開発不要な「システム連携」
3.LMSの使い方・活用事例」でも登場した他の人事システムとの連携について、従業員数の多いエンタープライズにおいてはほとんど必須といっていい条件になります。しかし、こちらについてもベンダーによってスキルや経験値の差は歴然で、他社で無理と言われた連携をライトワークスでは簡単に実現できたということも珍しくありません。ライトワークスでは、開発無しで安価に実装できる汎用プログラムも用意しており、これまでに数多くの連携実績を持っています。

 

7-2.多くの企業がLMSで失敗をしている

事実として、CAREERSHIP®を導入されるお客様のうち、7割以上は既に他社のLMSを導入していたものの使い勝手や性能に満足できず、CAREERSHIP®に乗り換えたというデータがあります。

これはすなわち、残念ながら、多くの企業がLMSの選定に失敗しているということを意味します。なお、CAREERSHIP®の契約継続率は97%以上を誇り、多くのお客様にご満足いただいています。

ビジネス環境の変化スピードがますます高まる現代において、従業員の学習環境を整え、育成していくことは企業の競争力に直結する重要課題です。そして、あらゆる分野でDX化が叫ばれる中、人材育成においても、最適なシステムによって、最適な環境をつくりだす必要があります。ぜひ、CAREERSHIP®を、貴社の人材育成にお役立てください。



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