「eラーニング」とは、パソコンやタブレット、スマートフォンなどを活用してオンラインで実施する教育手法のことです。「業界の専門知識を学んでほしい」「内定者の基礎的なビジネスマナーを強化したい」といった企業のニーズに合わせて、画像や動画など幅広い形式の学習コンテンツを使って教育できます。
そして「eラーニングプラットフォーム」とは、このeラーニングの実施に必要なシステムのことです。クラウド型が多いため、時間や場所を問わず受講生のスケジュールに合わせて教育できます。管理者の負担を軽減しつつ、学習管理機能や教材管理機能などを活用して受講生へのフォローも実施できるため、高い費用対効果が望めるでしょう。
eラーニングプラットフォームを選ぶ際は、「導入目的に合う講座や機能を搭載しているか?」「カスタマイズ性に優れているか?」「サポート体制は手厚いか?」などのポイントをチェックすることが大切です。
本記事では、eラーニングプラットフォームの機能やメリット、選び方のポイント、オススメの15製品などを紹介します。
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eラーニングシステムの導入は、企業の人材育成において重要な要素です。貴社の機能要件に合致するシステム選びのために、性能・…
AIで要約
- eラーニングプラットフォームは、PCやスマホでオンライン学習を行うシステムです。場所や時間を選ばず学べ、管理者負担も減らせます。
- 主な機能は学習管理、教材作成、コース管理など多岐にわたります。これにより質の高い教育を安定提供し、コストも削減できます。
- 導入成功の鍵は、目的を明確にし、アウトプット機会を提供すること。サポート体制や使いやすさも選定の重要ポイントです。
eラーニングプラットフォームとは?
まず「eラーニング」とは、電子機器とインターネットを組み合わせて実施する教育・学習手法のことです。電子機器としては、パソコンやタブレット、スマートフォンなどが該当します。
企業のニーズに合わせて、画像や動画、アニメーション、PowerPoint、テスト形式といったさまざまな学習コンテンツを個人の電子機器へ配信し、個人のペースに合わせて自由に学習してもらえる点が特徴です。
eラーニングについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連 ▶ 【企業向け】eラーニング導入のメリットとは?コスト削減・効率化を徹底解説
そして「eラーニングプラットフォーム」とは、このeラーニングの実施に必要なシステムのことを指します。
eラーニングプラットフォームは「LMS」とも呼ばれる
上記のeラーニングプラットフォームは、「LMS(学習管理システム)」とも呼ばれます。具体的な機能はベンダーごとで異なりますが、主に教材コンテンツの配信、学習履歴の管理、スキル管理、教材作成などの機能を搭載していることが一般的です。詳しくは3章で解説します。
LMSでは、上記のeラーニングだけでなく、オンライン・対面研修や外部セミナーといった幅広い学習コンテンツの履歴を管理できます。そのため、「全体研修→A社のオンライン教材を活用・経理の専門研修→B社の対面研修を活用」というイメージで、複数の教育手段を組み合わせることもオススメです。
LMSについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連 ▶ LMS(学習管理システム)とは?基礎から選定ポイントまで解説
eラーニングプラットフォームの種類
eラーニングプラットフォームは、「運営形態別」という観点で見ると大きく以下の2種類に分かれます。
- クラウド型
- オンプレミス型
クラウド型
クラウド型とは、eラーニングプラットフォームをインターネット上のサーバーに保管する方法のことです。インターネット環境が整っていれば、場所や時間を問わずいつでもアクセスできます。そのため「在宅勤務・シフト勤務が多い」「全国に拠点が点在している」「外回りの業務が多い」といった理由で、なかなか従業員を一箇所に集められない企業でも、手軽に教育を実施できるでしょう。
また、自社サーバーを持つ必要もないため、運用や保守、セキュリティ対策の手間もほとんど発生しません。大規模災害などの非常時でも、比較的安定して運用できます。
オンプレミス型
オンプレミス型とは、自社でサーバーを保有・管理する方法のことです。外部環境に接続しないため、サイバー攻撃などのリスクを極力減らし、高いセキュリティ体制を実現できます。また、自社のニーズに合わせて、eラーニングプラットフォームの操作性や機能などを自由にカスタマイズしやすい点も魅力です。
ただし、物理的なサーバーを導入する必要があるため、クラウド型より初期費用は膨らみます。さらに、サーバーを設置する場所も必要なため、企業によっては導入に手間がかかるでしょう。とくに中小企業は、コストや人員に余裕がないケースも多いため、オンプレミス型の導入は難しいかもしれません。
eラーニングプラットフォームの主な機能
eラーニングプラットフォームの主な機能としては、大きく以下が挙げられます。
- eラーニングの実施機能
- 学習管理機能
- 学習コース管理機能
- 教材作成機能
- スキル管理機能
- 社内SNS機能
- アンケート・レポート作成機能
eラーニングの実施機能
eラーニングの実施に直接必要となる機能のことです。一例として、以下のような機能が該当します。
- 画像や動画などの「学習コンテンツ配信機能」
- 受講者へのコンテンツ配信日時や期日などを設定できる「受講案内機能」
- 接続できるネットワークに制限をかける「セキュリティ機能」
- 受講者の学習履歴をもとにオススメの教材をピックアップする「レコメンド機能」
- 受講に必要な上司からの承認を得る「承認設定機能」
上記の機能を活用することで、受講者のニーズにマッチした学習コンテンツを選び、「誰を対象に・どのコンテンツを・どのような期間で配信するか?」をスムーズに設定できます。
学習管理機能
受講生のeラーニング上の学習状況を管理する機能のことです。一例として、以下のような機能が搭載されています。
- eラーニング受講対象者の氏名や所属部署などを管理する
- 受講生ごとに教材の進捗度合いを管理する
- eラーニング上で実施したテストの成績を管理する
- テスト結果に対してフィードバックコメントを送る
eラーニングプラットフォーム上で受講生のスキルの定着度合いや進捗状況を確認できるため、必要に応じて「成績が芳しくない従業員を個別でフォローする」「進捗状況が遅れている従業員へ声掛けする」といったアクションを起こしやすいでしょう。
システムによっては、eラーニングだけでなく、外部研修で取得した資格やスキルの管理にも対応しています。
学習コース管理機能
自社で管理している教育素材が増えた際、それらを「コース」としてまとめて受講生へ提供する機能のことです。教育素材としては、eラーニングや集合研修、レポート、社内SNSなどが該当します。学習コース管理機能を活用することで、「受講生のニーズにマッチしたオリジナルコースを作成する」などが可能なため、より効率的に従業員のスキルアップをサポートできます。また、集合研修や講師のフィードバック、アンケートといった異なるプログラムを組み合わせ、ひとつのコースとして管理することも可能です。
教材作成機能
以下のように、自社のニーズにマッチする形で学習教材を作成・追加する機能のことです。
- 完全に0からオリジナル教材を作成する
- eラーニングプラットフォームにあるフォーマットを活かして教材を作成する
- 自社で利用中のコンテンツ(動画やPowerPointなど)を教材として追加する
「自社でほしいコンテンツ」「教材作成に投下できるリソース」などを踏まえて、柔軟に教材をカスタマイズできる点が魅力です。
スキル管理機能
受講生が現時点で持つスキルだけでなく、「将来的なスキルアップのプラン」まで含めて管理する機能のことです。受講生ごとに求めるスキルや将来的な目標を登録することで、達成に必要なプランを管理し、段階を踏んで効率的な教育を実現できます。
具体的な機能は製品ごとで異なりますが、例えば「過去の学習履歴を踏まえてフィードバックを行う」「保有スキルを可視化して今後の学習プランの設計やキャリア開発に活かす」といった運用が可能です。
社内SNS機能
社内の受講生のみが利用できる掲示板機能のことです。対象者を社内に限定することで、セキュリティを守りつつ、以下のように幅広い方法で運用できます。
- 資格取得を通じて得た知識を他の従業員へシェアする
- eラーニングのコンテンツをブラッシュアップするために掲示板で話し合う
- 同じテーマの研修を受講した従業員同士でグループを作り意見交換を行う
- 研修に役立つ事例を社内から集める
操作性は一般的なSNSと似ています。そのため、普段SNSを使う感覚で手軽に利用し、活発に議論したりノウハウをシェアしたりすることが期待できるでしょう。
アンケート・レポート作成機能
研修受講後に、アンケートやレポート提出を依頼できる機能のことです。eラーニングの実施後にアンケートやレポート提出を依頼することで、以下のようにコンテンツのブラッシュアップや学習効果の向上などを実現できます。
- 受講生の意識の変化を把握しカリキュラムの効果を計測する
- カリキュラム内容へ意見や要望を出してもらい、今後のコース設計の改善へつなげる
- 研修で得た学びをレポートにまとめてもらい、受講生のスキルの定着度合いを高める
また、eラーニングプラットフォームの機能を活用すれば、アンケートやレポート作成に関する「集計作業・可視化・未実施の受講生への催促」といった事務的な手間も大幅に削減できます。
eラーニングプラットフォームを活用するメリット
eラーニングプラットフォームを活用し従業員教育を実施することで、以下のようなメリットが実感できます。
- 従業員の学習状況を手軽に把握できる
- 場所や時間を問わず受講してもらいやすい
- 質が高い教育を安定して提供できる
- コストを削減して効率的に従業員を教育できる
- 管理者の負担を軽減しつつ教育できる
従業員の学習状況を手軽に把握できる
eラーニングプラットフォームでは、受講生ごとに「コンテンツへの取り組み状況」「テストの成績」といった学習履歴を一元管理できます。そのため、個人の学習状況をスムーズに把握したうえで、以下のように状況に応じた適切なフォローを実施できるでしょう。
- 計画通りに受講していない受講生へリマインドメッセージを送る
- 受講生の苦手な部分を分析して個別に指導する
- 対象者ごとに必要な教材を送信する
- 「受講生の最終的な目標達成にどれだけ近付いているか?」を把握し、必要な教材やフォローを提供する
受講生個人の状況に合わせフォローすることで、管理者側の負担を軽減しつつ従業員のモチベーションを高めて、最終的に高い学習効果を実現できるでしょう。
場所や時間を問わず受講してもらいやすい
eラーニングプラットフォームは、基本的にオンラインで実施します。そのため、以下のようにひとつの場所に従業員を集めて研修することが難しい企業でも、スムーズに教育を実施可能です。
- 在宅勤務者が多い
- フレックスタイム制を運用しており、従業員全員が同じ時間に勤務している機会が少ない
- 多くの支社や工場を抱えている
- 外回りの業務がメインになっている
上記のような状態で対面研修を実施すると、「日程調整・連絡作業・会場探しや予約・講師のアサイン」など、さまざまな業務が発生するため、受講してもらうだけでリソースを大きく投下しなければなりません。
クラウド型のeラーニングプラットフォームであれば、期日を決めて受講を告知すれば、従業員自身がスケジュールを決めて柔軟に学習できます。
質が高い教育を安定して提供できる
対面研修の場合、使う教材が同じだとしても、講師の力量によって受講生の学びに差が生まれる可能性があります。コストと時間を投下したにも関わらず、「質が芳しくない講師に当たってしまい受講生の満足度が下がる」といったことは避けたいはずです。
eラーニングプラットフォームであれば、受講生全員が同じ資料や教材、動画を見て学習するため、「講師によって教育レベルに差が出る」といった心配がほとんどありません。しかも、一度配信した後は基本的に何度でもコンテンツを閲覧できるため、わからない部分があっても繰り返し学習し、最終的な定着度を高められるでしょう。
コストを削減して効率的に従業員を教育できる
オンラインで学習を実施することで、以下のように多くのコストを抑えられます。
- 研修を行う会場費
- プロジェクターや椅子などの備品代
- 当日運営するスタッフの人件費
- 外部講師への報酬
- 紙の資料代
- 当日の電気代
とくに従業員数が大きい企業ほど、毎回の研修で使っているコストを削減できる効果は大きいでしょう。
管理者の負担を軽減しつつ教育できる
上記で解説したように、eラーニングプラットフォームには多くのメリットがあります。
- 個人の学習状況をチェックして催促する手間を減らせる
- 受講生個人に必要なフォローをスムーズに提供できる
- 時間や場所を問わず気軽に受講してもらえる
- 会議室を予約したり資料を準備したりする手間がない
運営にかかる管理者の負担を大きく削減できるというのは、企業にとって大きなメリットです。受講生の管理や連絡といった事務的な手間を削減できれば、「進捗状況に応じた細かいフィードバック」「受講生の要望に合わせたカリキュラムの設計」といった、より重要度が高い業務へリソースを投下できるでしょう。
eラーニングプラットフォームを選ぶ際のチェックポイント
eラーニングプラットフォームを選ぶ際は、以下のチェックポイントを意識しましょう。
- 「導入目的に合う講座や機能を搭載しているか?」をチェックする
- 料金体系をチェックする
- カスタマイズ性をチェックする
- 受講生の対象人数をチェックする
- 使い勝手のよさをチェックする
- サポート体制の手厚さをチェックする
「導入目的に合う講座や機能を搭載しているか?」をチェックする
具体的な講座や搭載機能は、eラーニングプラットフォームごとで異なります。そのため、自社の導入目的を踏まえて決めることが重要です。
例えば「新入社員にビジネスマナーを身に付けてほしい」という場合、新入社員向けの学習コンテンツが充実しているプラットフォームを選ぶとよいでしょう。あるいは「受講生の進捗を細やかに管理して教育へ活かしたい」という目的なら、学習管理機能が充実しているかを重点的にチェックすることがおすすめです。
上記のような目的を最初に決めておかないと、導入してから「自社で必要な機能が充実していない」「社内資料を活かしてカリキュラムを作りたいが作成済みの講座しか利用できない」といったことになりかねないため、注意してください。
料金体系をチェックする
以下のように、料金に関する項目は製品ごとで異なります。
- 初期費用
- 月額料金
- 基本料金で対応できる範囲
- 追加料金が発生する条件
- 受講人数に応じた料金の増え方
そのため、研修受講予定の人数や予算など、自社のニーズを踏まえてチェックしましょう。
製品によっては、公式HPに料金内容が大まかにしか書かれていないケースもあります。そのため、必ず資料を見たり担当者から話を聞いたりして、詳細を把握しましょう。
カスタマイズ性をチェックする
「教材をどこまでカスタマイズできるか?」については、以下のように製品ごとで仕様が異なります。
- カスタマイズ不要で、そのままコンテンツを利用できる
- 導入企業のニーズに合わせたオリジナルコンテンツを作成できる
- すでに利用中のPowerPoint資料などを新たにコンテンツとして追加できる
自社の希望に合わせたカリキュラムをスムーズに導入するためにも、カスタマイズ性をチェックしましょう。
カスタマイズに対応した製品を導入予定の場合、以下のように特別な知識は不要でサクサク操作できるeラーニングプラットフォームを選ぶことがオススメです。
- 資料をドラッグ&ドロップで簡単に取り込める
- ソフトを使わなくても動画を簡単に編集できる
- 音声を自動作成できる
受講生の対象人数をチェックする
各製品の受講生の対象人数は、数十〜数万人レベルまで幅があります。製品によっては受講人数に上限を設けているケースもあるため、必ず「自社の想定人数が問題なく受講できるか?」をチェックしましょう。
使い勝手のよさをチェックする
eラーニングプラットフォームは、「受講生と管理者」の両方が利用する製品です。幅広い人が利用するため、年代やITツールへの慣れ具合に関わらず、誰もが直感的に利用できる製品を導入するとよいでしょう。
具体的には、先ほどのように「特別な知識なしで動画を編集したり資料を取り込んだりできる」ということはもちろん、「どの項目を・どのように操作すればよいか?」を直感的に把握できることが理想です。
製品によってはデモや無料体験を実施しているため、導入前に活用しましょう。実際に製品を使う従業員に利用してもらい、必要な機能や操作感などに関する正直な感想をもらうことで、より現場の実情にマッチしたシステムを導入できます。
サポート体制の手厚さをチェックする
eラーニングプラットフォームでは、以下のように各社がさまざまなサポートを提供しています。
- 電話でサポートしてくれる
- 導入後の施策まで設計し、運用まで行ってくれる
- ユーザー向けの勉強会や交流イベントなどを定期的に開催している
- コンテンツ制作に必要な教育ニーズの分析や教材設計などをワンストップでサポートしてくれる
スムーズな運用を実現するには、「自社が求める人材を開発できるよう企画から支援してほしい」「データ移行やセットアップなどの作業系をすべて代行してほしい」など、自社のニーズに合わせたサポートを提供している製品を選ぶことが大切です。
eラーニングの運用を成功させるための具体的な方法とは? ⇒「 eラーニング大百科」を無料でダウンロードする
オススメのeラーニングプラットフォーム15選を紹介!
それでは、オススメのeラーニングプラットフォームを15製品、紹介します。製品ごとで以下の項目をまとめた一覧表を掲載しているため、比較する際の参考にしてください。
- 対応デバイス
- 想定利用人数
- 教材の詳細
- 搭載している機能
- 教材作成の対応範囲
- サポート体制
- 参考価格(税抜or税込or税表記なし)
- 無料トライアル
CAREERSHIP GROWTH
対応デバイス | PC、タブレット、スマートフォン | |||
利用可能人数 | 60~1,000人(1,000人以上は別プランあり) | |||
価格 | 要問合せ | |||
機能 | eラーニング受講管理 | 〇 | リマインドメール送信 | 〇 |
教材の進捗管理 | 〇 | テスト・アンケート 実施・集計 | 〇 | |
学習コース作成 | 〇 | 集合研修管理 | 〇 | |
人材データ管理 | 〇 | |||
教材 | コンテンツ数 | 300タイトル 1,000本以上 | 教材テーマ | 新入社員研修 階層別研修 Microsoft Office コンプライアンス ハラスメント対策 情報セキュリティなど |
SCORM対応 | 〇 | |||
教材作成機能 | 動画取り込み | mp4、mov | PowerPoint取り込み | 〇 |
PDF取り込み | 〇 | |||
その他 | 無料トライアル | 〇 | サポート | 〇 |
CAREERSHIP GROWTHは、研修の実施に必要な「システム」と「コンテンツ」が一体化されたeラーニングプラットフォームです。過去に多くのエンタープライズ企業で導入されたシステム「CAREERSHIP」を、従業員数1,000名以下の中小企業向けに最適化。1,000本以上のコンテンツが一体化されているため、個別でシステムを導入する手間がありません。
コンテンツの数は、300タイトル・1,000本以上と充実。全社教育で使えるコンプライアンスや情報セキュリティをはじめとして、新入社員や管理職向けの階層別研修や従業員のスキルアップにつながる研修(社会人基礎力やマーケティング力など)というように、幅広いニーズに対応したコンテンツが充実しています。カリキュラムについては、導入企業のオリジナル教材や集合研修とも組み合わせが可能です。教材については、資料のドラッグ&ドロップや手軽な動画編集などでスムーズに作成できます。
研修管理機能も充実。研修計画の一括登録や受講生への案内、リマインドなどを一元管理できるため、工数を削減できます。eラーニング以外の対面研修やWeb会議システムとも連携できるため、過去に実施していた教育も無駄にしません。
基本的な電話サポートはもちろん、導入企業のニーズに合わせて「コンテンツ作成の設計」「作業系の業務の外注」などを使い分けできるため、eラーニングプラットフォームを初めて導入する中小企業でも安心でしょう。
教材作成ツールつき!1,000名以下におすすめのお得なパッケージプラン ⇒ 「CAREERSHIP GROWTH」を詳しく見る
AirCourse
対応デバイス | PC、タブレット、スマートフォン | |||
利用可能人数 | 1ID〜 | |||
価格 | 月額200円(税抜)/ID初期費用無料 ※年間契約1,000〜2,999ID、年額一括払いの場合 | |||
機能 | eラーニング受講管理 | ◯ | リマインドメール送信 | ◯ |
教材の進捗管理 | ◯ | テスト・アンケート 実施・集計 | ◯ | |
学習コース作成 | ◯ | 集合研修管理 | ◯ | |
人材データ管理 | - | |||
教材 | コンテンツ数 | 1,000コース、6,000本以上 | 教材テーマ | ビジネススキル マネジメントスキル ITスキル コンプライアンスなど |
SCORM対応 | ◯ | |||
教材作成機能 | 動画取り込み | mp4、movなど | PowerPoint取り込み | ◯ |
PDF取り込み | ◯ | |||
その他 | 無料トライアル | ◯ | サポート | ◯ |
AirCourseは、1,000種類以上の動画研修が受け放題のeラーニングプラットフォームです。1動画5分程度であるため、業務の隙間時間や移動時間などに手軽かつ効率的に視聴できます。ほぼすべての研修に確認テストやワークシートが付いているため、アウトプットと合わせて学習効果を高められるでしょう。
社内SNSのように使える「ディスカッション機能」も搭載。普段のSNSのような感覚で手軽にナレッジを共有したり、相手とディスカッションできたりします。
サポートはメール対応に限られていますが、その分「120円/ライセンス」という低価格で使える点が魅力です。
manebi eラーニング
対応デバイス | PC、タブレット、スマートフォン | |||
利用可能人数 | 非公開 | |||
価格 | 非公開 | |||
機能 | eラーニング受講管理 | ◯ | リマインドメール送信 | ◯ |
教材の進捗管理 | ◯ | テスト・アンケート 実施・集計 | ◯ | |
学習コース作成 | ◯ | 集合研修管理 | - | |
人材データ管理 | - | |||
教材 | コンテンツ数 | 約1,500コース、6,600レッスン | 教材テーマ | コンプライアンス ハラスメント PCスキル ロジカルシンキング マネジメント コミュニケーションスキルなど |
SCORM対応 | - | |||
教材作成機能 | 動画取り込み | ◯ | PowerPoint取り込み | - |
PDF取り込み | ◯ | |||
その他 | 無料トライアル | ◯ | サポート | ◯ |
manebi eラーニングは、自社にマッチした研修プランを手軽に策定できるeラーニングプラットフォームです。自社の要望を入力すれば、AIが自動でニーズにマッチした研修プランをチャット形式で提案してくれます。6,600以上ものレッスンから最適なカリキュラムを作成できるため、管理者の負担を軽減しつつニーズにマッチした教材を作成できるのは魅力的です。
学習管理ページでは、受講生のモチベーションを引き出すためにゲーム要素(ゲーミフィケーション)を取り入れています。各教材には多言語字幕も表示できるため、さまざまな国籍の従業員を雇用している中小企業でも使いやすいでしょう。
Leaf inorder
対応デバイス | PC、タブレット、スマートフォン | |||
利用可能人数 | 50ID〜 | |||
価格 | 月額500円/ID(税抜) 初期費用100,000円(税抜) ※最低契約期間は半年 | |||
機能 | eラーニング受講管理 | ◯ | リマインドメール送信 | ◯ |
教材の進捗管理 | ◯ | テスト・アンケート 実施・集計 | ◯ | |
学習コース作成 | ◯ | 集合研修管理 | - | |
人材データ管理 | - | |||
教材 | コンテンツ数 | 354コース、1,330本 | 教材テーマ | ビジネススキル リスク管理・コンプライアンス コミュニケーション SDGs、DXなど |
SCORM対応 | - | |||
教材作成機能 | 動画取り込み | - | PowerPoint取り込み | - |
PDF取り込み | - | |||
その他 | 無料トライアル | ◯ | サポート | ◯ |
Leaf inorderは、毎月最新動画が更新される見放題のeラーニングプラットフォームです。更新料はかからず、SDGsやDXといったビジネスで押さえておくべきコンテンツを逃さす視聴できます。
コースマップ機能では、受講生のスキルアップに必要なコンテンツが網羅されています。テーマごとで「基本編→中級編→応用編」と順を追って学習できるため、基礎を固めながら確実にスキルを磨けるでしょう。
確認テスト機能では、毎回異なる問題がシャッフルされて出題。幅広い知識についてランダムでチェックできるため、受講生の「わかったつもり」を防ぎ効率的な成長をサポートできます。
Aidemy Business
対応デバイス | PC、タブレット、スマートフォン | |||
利用可能人数 | 10人〜 | |||
価格 | 非公開 | |||
機能 | eラーニング受講管理 | ◯ | リマインドメール送信 | ◯ |
教材の進捗管理 | ◯ | テスト・アンケート 実施・集計 | ◯ | |
学習コース作成 | ◯ | 集合研修管理 | - | |
人材データ管理 | - | |||
教材 | コンテンツ数 | 250種以上 | 教材テーマ | IT、プログラミング データ分析 機械学習など AIやDX関連に特化 |
SCORM対応 | - | |||
教材作成機能 | 動画取り込み | - | PowerPoint取り込み | - |
PDF取り込み | - | |||
その他 | 無料トライアル | ◯ | サポート | ◯ |
Aidemy Businessは、自走型DX人材の育成に利用できるeラーニングプラットフォームです。生成AIおよびDXに特化したカリキュラムを250種類以上も収録。コースごとに目的や職種、難易度で細分化されているため、自社で運用中の要件定義に合わせ柔軟にカスタマイズできます。
導入後は、自社におけるDX人材の定義や育成計画の設計などまでワンストップで支援。そのため、専門知識が蓄積されていないような中小企業でも安心して導入できます。
また、受講生のDXのスキルレベルを可視化できる「DPAS」という別サービスとも連携可能です。連携によって現在のレベルを一覧でチェックできるため、今後のカリキュラムの改善やAidemy Businessの費用対効果の確認など、さまざまなシーンで役立てられます。
e-JINZAI for business
対応デバイス | PC、タブレット、スマートフォン | |||
利用可能人数 | 1人〜 | |||
価格 | 1人当たり440円/月(税込)初期費用無料 ※利用者数300人の場合、301人以上は要相談 | |||
機能 | eラーニング受講管理 | ◯ | リマインドメール送信 | - |
教材の進捗管理 | ◯ | テスト・アンケート 実施・集計 | ◯ | |
学習コース作成 | ◯ | 集合研修管理 | - | |
人材データ管理 | - | |||
教材 | コンテンツ数 | 10,000本 | 教材テーマ | リーダーシップ 部下育成 ロジカルシンキング コンプライアンス 情報セキュリティ ビジネスイングリッシュなど |
SCORM対応 | - | |||
教材作成機能 | 動画取り込み | mp4、mpegなど | PowerPoint取り込み | ◯ |
PDF取り込み | ◯ | |||
その他 | 無料トライアル | ◯ | サポート | - |
e-JINZAI for businessは、定額制で10,000本以上の動画を視聴し放題のeラーニングプラットフォームです。プランは「1〜100名」「101〜200名」「201〜300名」と利用者数ごとで区切られており、この範囲内であれば何人でも定額で利用できます(301名以上は要相談)。そのため、規模が小さい中小企業でも導入しやすいでしょう。
研修動画は適宜アップデートされ続けており、追加料金なしでビジネスの最新トレンドを学習できます。受講生のニーズに合わせて「中堅社員向けに階層別研修のみ使いたい」「人事部門向けのコンテンツだけ使いたい」というように活用するのもよいでしょう。
Schoo for business
対応デバイス | PC、タブレット、スマートフォン | |||
利用可能人数 | 20ID〜 | |||
価格 | 初期費用110,000円(税抜)月額費用1,650円(税抜)/ID ※契約数20ID以上、以降ボリュームディスカウント | |||
機能 | eラーニング受講管理 | ◯ | リマインドメール送信 | ◯ |
教材の進捗管理 | ◯ | テスト・アンケート 実施・集計 | ◯ | |
学習コース作成 | ◯ | 集合研修管理 | - | |
人材データ管理 | - | |||
教材 | コンテンツ数 | 9,000本以上 | 教材テーマ | ビジネススキル 政治・経済・金融・デザイン プログラミング DX、AI 哲学など |
SCORM対応 | ◯ | |||
教材作成機能 | 動画取り込み | ◯ | PowerPoint取り込み | - |
PDF取り込み | ◯ | |||
その他 | 無料トライアル | ◯ | サポート | ◯ |
Schoo for businessは、ビジネスマナーやDX、AI、政治、金融など、トレンドから普遍的なテーマまで幅広い動画を視聴できるeラーニングプラットフォームです。授業では講師だけでなく他の受講者へも質問できるため、コミュニケーションを取りながら、より学びを深められます。研修動画については、200以上のテンプレートから自社のニーズにマッチしたコンテンツを気軽に検索可能です。
視聴した動画の学習効果を高めるためのオプションも充実。オフラインの講師によるワークを通じて学びを深める「講師派遣型ワークショップ」や、一定期間内にグループ内でインプット・宿題・フィードバックのサイクルを回す「7週間の反復学習」などを利用可能です。
SAKU-SAKU Testing
対応デバイス | PC、タブレット、スマートフォン | |||
利用可能人数 | 30名〜(大規模利用にも対応可能) | |||
価格 | 初期費用:契約ID数によって異なる 月額料金:330円/ID(ユーザーID数300名〜の場合) | |||
機能 | eラーニング受講管理 | 〇 | リマインドメール送信 | 要確認 |
教材の進捗管理 | 〇 | テスト・アンケート 実施・集計 | 〇 | |
学習コース作成 | 要確認 | 集合研修管理 | ― | |
人材データ管理 | 〇 | |||
教材 | コンテンツ数 | 要確認 | 教材テーマ | コンプライアンス、製造業向け、取締役・監査役トレーニング、ビジネスマネジメントなど |
SCORM対応 | 未対応 | |||
教材作成機能 | 動画取り込み | 〇 | PowerPoint取り込み | 〇 |
PDF取り込み | 〇 | |||
その他 | 無料トライアル | 〇 | サポート | 〇 |
SAKU-SAKU Testingは、実戦ですぐに役立つコンテンツが充実しているeラーニングプラットフォームです。各カテゴリーの専門家集団がコンテンツを監修しており、ビジネスの現場で起こり得るシーンを想定した実践的な内容を収録しています。例えば、「コンプライアンス研修であれば中島経営法律事務所という専門家が監修している」というイメージです。
オリジナルツール「サクテスAITEM」を活用すれば、AIを使って簡単にテストを作成可能。受講生のアウトプットをサポートして、より学習効果を高められます。
さらに「マニュアル不要で誰でも操作できる」をコンセプトに開発されているため、「担当者が変更した」「他部門でスポット利用したい」といったシーンでも、管理者の負担を軽減しながら運用できるでしょう。
Cloud Campus
対応デバイス | PC、タブレット、スマートフォン | |||
利用可能人数 | 無制限 | |||
価格 | 初期費用:0円(コンテンツパック100単体利用の場合) 年間料金:999円(税抜)/ID(コンテンツパック100単体利用の場合) | |||
機能 | eラーニング受講管理 | 〇 | リマインドメール送信 | 要確認 |
教材の進捗管理 | 〇 | テスト・アンケート 実施・集計 | 〇 | |
学習コース作成 | 〇 | 集合研修管理 | ― | |
人材データ管理 | 〇 | |||
教材 | コンテンツ数 | 100本以上 | 教材テーマ | コンプライアンス ビジネススキル マネジメントスキル 数理 人事・労務、 財務・会計など |
SCORM対応 | 未対応 | |||
教材作成機能 | 動画取り込み | 〇 | PowerPoint取り込み | 〇 |
PDF取り込み | 〇 | |||
その他 | 無料トライアル | 〇 | サポート | 〇 |
Cloud Campusは、最安値プランであれば「年間999円/ID」で研修動画が見放題となるeラーニングプラットフォームです。利用ニーズが高い教材のみを100本厳選して視聴できるため、中小企業でもコストを抑えて大きな学習効果を生み出せます。コンテンツは毎年アップデートされるため安心です。
履歴管理を活用すれば、ユーザー別およびコース別に受講状況をチェック可能。特定の受講履歴を持つ受講生へ任意の文面でメールを一斉配信できるため、個別フォローや受講催促などを効率的に実施できます。
講座開始前には独自の顔認証を実施できるため、外部の人間が不正に受講する心配もありません。
Udemy Business
対応デバイス | PC、タブレット、スマートフォン | |||
利用可能人数 | 5人〜 | |||
価格 | チームプラン(5〜20人): 1IDにつき年間41,800円(税込) ※21人以上はID数に応じて見積り | |||
機能 | eラーニング受講管理 | ◯ | リマインドメール送信 | ◯ |
教材の進捗管理 | ◯ | テスト・アンケート 実施・集計 | ◯ | |
学習コース作成 | ◯ | 集合研修管理 | - | |
人材データ管理 | - | |||
教材 | コンテンツ数 | 16,000本以上 | 教材テーマ | AI・機械学習 データサイエンス、開発 財務・会計 語学学習 デザイン・創造力など |
SCORM対応 | - | |||
教材作成機能 | 動画取り込み | ◯ | PowerPoint取り込み | - |
PDF取り込み | ◯ | |||
その他 | 無料トライアル | ◯ | サポート | ◯ |
Udemy Businessは、AIやデータサイエンス、開発、財務・会計など、専門性が高いスキルを実践的に学べるeラーニングプラットフォームです。現役エンジニアや大学講師など、ビジネスの前線で活躍する講師が、現場の実情に沿ったコンテンツを毎月更新してくれます。
ラーニングパス機能を活用することで、自社の育成目的に合わせた独自の講座リストを作成可能です。学習データは、ユーザー単位やグループ単位、コース単位などで自由に分析できるため、「特定の部署の進捗が芳しくないので個別で対策を策定する」といったアフターフォローにも活用できるでしょう。
etudes
対応デバイス | PC、タブレット、スマートフォン | |||
利用可能人数 | 少人数〜数万人規模 | |||
価格 | 初期費用:0円 月額料金:50,000円(税抜)〜(ボリュームディスカウントあり) | |||
機能 | eラーニング受講管理 | 〇 | リマインドメール送信 | 要確認 |
教材の進捗管理 | 〇 | テスト・アンケート 実施・集計 | 〇 | |
学習コース作成 | ― | 集合研修管理 | ― | |
人材データ管理 | 〇 | |||
教材 | コンテンツ数 | 要問い合わせ | 教材テーマ | ビジネススキル、 OJT、階層別、 アカウンティング、 関係性構築・チームワーク、 思考力・コンセプチュアルスキルなど |
SCORM対応 | 〇 | |||
教材作成機能 | 動画取り込み | mp4、mov | PowerPoint取り込み | 〇 |
PDF取り込み | ― | |||
その他 | 無料トライアル | 〇 | サポート | 〇 |
etudesは、約20年にわたって人材育成を行ってきた豊富な経験をもとに構築されたeラーニングプラットフォームです。新入社員や内定者、中堅社員、管理職など、幅広い階層に対応した豊富な教材を揃えています。
管理者向けの機能も充実。「1秒単位で視聴履歴を保存できる受講履歴管理機能」や「従業員ごとで期間などの条件を細かく設定できる機能」などにより、管理者が手間なくマネジメントできるようサポートします。受講画面はパネル式のコース表示となっているため、操作すべき画面を直感的に把握可能です。
Smart Boarding
対応デバイス | PC、タブレット、スマートフォン | |||
利用可能人数 | 30名〜(最低契約ID数が30ID) | |||
価格 | 月額料金:1,080円/ID(ライトプランの場合)(税表記なし) | |||
機能 | eラーニング受講管理 | 〇 | リマインドメール送信 | 要確認 |
教材の進捗管理 | 〇 | テスト・アンケート 実施・集計 | 要確認 | |
学習コース作成 | 要確認 | 集合研修管理 | 要確認 | |
人材データ管理 | 〇 | |||
教材 | コンテンツ数 | 400種類以上 | 教材テーマ | コミュニケーション、 ビジネスマナー、 プレゼンスキル、 クロージング力など |
SCORM対応 | 未対応 | |||
教材作成機能 | 動画取り込み | 〇 | PowerPoint取り込み | ― |
PDF取り込み | ― | |||
その他 | 無料トライアル | 〇 | サポート | 〇 |
Smart Boardingは、学びを効果的にインプットする仕組みが構築されたeラーニングプラットフォームです。「少人数の対面研修」「オンラインのリアルタイムトレーニング」などを実施しているため、参加者とコミュニケーションを取りながら、400種類以上の動画コンテンツで学んだ知識をスムーズに身に付けられます。
管理画面では、受講生のテスト結果やレポート内容などを一覧で確認可能。受講生の理解度をチェックしたうえで、自社の動画を組み合わせるなどして、現状に対応できるコンテンツを柔軟に作成できます。
学びばこ
対応デバイス | PC、タブレット、スマートフォン | |||
利用可能人数 | 5名〜 | |||
価格 | 初期費用:0円 月額料金:8,000円(税抜)(ライトプランで5名の場合) ※別途オンプレミスの料金もあり | |||
機能 | eラーニング受講管理 | 〇 | リマインドメール送信 | 要確認 |
教材の進捗管理 | 〇 | テスト・アンケート 実施・集計 | 要確認 | |
学習コース作成 | 〇 | 集合研修管理 | 要確認 | |
人材データ管理 | 要確認 | |||
教材 | コンテンツ数 | 要確認 | 教材テーマ | 自社で作成 |
SCORM対応 | 未対応 | |||
教材作成機能 | 動画取り込み | ― | PowerPoint取り込み | 〇 |
PDF取り込み | ― | |||
その他 | 無料トライアル | 〇 | サポート | 〇 |
学びばこは、自社のニーズに合わせてWordやExcel、PowerPointで教材を作成できるeラーニングプラットフォームです。情報セキュリティやコンプライアンス、ビジネスマナーなど、普遍的な内容のコンテンツについては購入できるため、教材作成にリソースを投下しにくい中小企業でも使えるでしょう。
外部システムとの連携にも柔軟に対応しています。そのため、「AD連携によってシングルサインオンを実施する」「学習状況を人事システム内の評価へ反映する」というイメージで、学習内容をより幅広いシーンで活用できる点も魅力です。
LearnO
対応デバイス | PC、タブレット、スマートフォン | |||
利用可能人数 | 1,000名の大規模な導入にも対応 | |||
価格 | 初期費用:0円 月額料金:4,900円(税抜)(eラーニング格安プランの場合) | |||
機能 | eラーニング受講管理 | 〇 | リマインドメール送信 | 要確認 |
教材の進捗管理 | ― | テスト・アンケート 実施・集計 | 〇 | |
学習コース作成 | ― | 集合研修管理 | ― | |
人材データ管理 | ― | |||
教材 | コンテンツ数 | 自社作成のため 制限なし | 教材テーマ | 自社で作成 |
SCORM対応 | 未対応 | |||
教材作成機能 | 動画取り込み | 要確認 | PowerPoint取り込み | 要確認 |
PDF取り込み | 要確認 | |||
その他 | 無料トライアル | 〇 | サポート | 〇 |
LearnOは、シンプルでわかりやすい操作性が魅力のeラーニングプラットフォームです。ユーザーの見やすさと導線のわかりやすさを優先して設計されており、「和」をコンセプトにした落ち着いた雰囲気も魅力です。
「システムのみ」を提供することで、リーズナブルな価格を実現。教材は自社で準備するため、「専門性が高いため外部へ制作を依頼しにくい」というケースでも割安に運用できます。
教材の作成も手軽に実施可能。スライドならPowerPointやWordから、動画ならスマートフォンやタブレットで編集できるため、初めてeラーニングの教材を開発する中小企業でも取り組みやすいでしょう。
JMAM eラーニングライブラリ®︎
対応デバイス | PC、タブレット、スマートフォン | |||
利用可能人数 | 10名〜(10ID以上から導入可能) | |||
価格 | 初期費用:0円 年間料金:4,792円(税込)/人(マネジメントライブラリを100名で利用した場合) | |||
機能 | eラーニング受講管理 | 〇 | リマインドメール送信 | 〇 |
教材の進捗管理 | 〇 | テスト・アンケート 実施・集計 | 〇 | |
学習コース作成 | 〇 | 集合研修管理 | ― | |
人材データ管理 | ― | |||
教材 | コンテンツ数 | 合計458コース (全ライブラリプランの場合) | 教材テーマ | ビジネスマナー、 問題解決、リーダーシップ、 CSR、人事評価、 メンタルヘルスケア、 技術職向けなど |
SCORM対応 | 未対応 | |||
教材作成機能 | 動画取り込み | 〇 | PowerPoint取り込み | 〇 |
PDF取り込み | 〇 | |||
その他 | 無料トライアル | 〇 | サポート | 〇 |
JMAM eラーニングライブラリ®︎は、全編アニメーションで講義を提供しているeラーニングプラットフォームです。1コース3分程度でまとめられており、経済や産業、国際、文化など、幅広いテーマの知識を手軽に学習できます。各コースでは、動画の内容をコンパクトにまとめた学習資料をダウンロード可能です。
受講生への学習管理を促進できる機能も充実。自社のニーズに合わせて、例えば「学習テーマや受講期間などを設定する→通知機能で受講生へコンテンツを告知する→進捗や成績に合わせリマインドメールを送る」といった形で最適なフォローを実施できます。
eラーニングプラットフォームの導入手順
eラーニングプラットフォームを導入する際は、以下の手順を参考にしましょう。
【Step1.契約締結】
各ベンダーが用意している契約書で締結することが一般的です。必要に応じて、社内でも情報セキュリティチェックやクラウドサービスチェックなどを実施しましょう。
【Step2.環境構築】
教育施策の展開に必要な環境を構築しましょう。ベンダーに要件を伝えて、自社専用のサイトを開設してもらうことが一般的です。ベンダーへ依頼する際は、「RFP(提案依頼書:自社の要件や要望をまとめ、ベンダーに具体的な提案を依頼するための文書)」を作成しましょう。
【Step3.運用準備】
環境を整備したら、運用設計を行いサイトにデータを登録し、運用開始の準備を進めましょう。運用設計が完了したら、念のためサンプルデータでテスト運用を実施してください。
【Step4.運用開始】
テストで問題がなければ、社内での運用を開始しましょう。運用開始後の問い合わせに対応できるよう、ベンダーと相談しサポート体制を整備しておくことが大切です。
各ステップの詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。自社でeラーニングプラットフォームを導入する際の参考にしてください。
関連 ▶ LMS(学習管理システム)導入の進め方 契約から運用開始までのステップを解説
eラーニングプラットフォームの運用を成功させるポイント
eラーニングプラットフォームの運用を成功させるには、以下のポイントを押さえることが大切です。
- 最初に導入目的を明確化しておく
- 受講生にアウトプットの機会を提供する
- 導入前にベンダーへ必要な項目を質問しておく
- 社内で運用定着までサポートを行う
最初に導入目的を明確化しておく
先ほども述べたように、最初に必ず導入目的を明確化しましょう。導入目的を明確にしておけば、自社で解決したい課題や達成したい目標などに合わせて、最適な機能やコンテンツを搭載した製品を選べます。
受講生にアウトプットの機会を提供する
せっかくeラーニングプラットフォームで良質な知識をインプットしても、「学習して終わり」という状況になっては意味がありません。インプットした知識やスキルは、実際の現場で活かすことで効果的に落とし込むことができます。そのため、受講生に対してアウトプットの機会を提供しましょう。
アウトプットの方法としては、例えば以下が挙げられます。
- OJTを通じ、普段の業務内で学んだ知識を意識的に使う
- 定期的にグループで学びを振り返る場を設ける
- グループディスカッションを通じてお互いの意見をブラッシュアップする
上記のように、「eラーニングで身に付けた知識+集合研修などにおける実技や応用学習」を組み合わせて学ぶことを、ブレンディッド・ラーニングと呼びます。より効率的なスキルアップを実現するためにも、ぜひeラーニングと合わせてブレンディッド・ラーニングの導入も検討しましょう。
導入前にベンダーへ必要な項目を質問しておく
導入後の疑問点を減らすには、事前にベンダーへ質問しておくことが大切です。主に以下のような点を質問しておくと、疑問点を解消してスムーズな運用を実現できます。
- ユーザのデータの登録や更新は簡単にできますか?
- 組織構造が複雑でもプラットフォームの登録できますか?
- 直感的に操作できますか?
- 受講状況を簡単に確認できますか?
- 受講を促進する効果的な方法はありますか?
- 秘匿情報が含まれる教材を配信する際のリスクを減らすにはどうすればよいですか?
より詳細な質問項目については、以下の記事でまとめて解説しています。
関連 ▶ LMS(学習管理システム)の導入前 ベンダーにすべき19の質問【回答付き】
社内で運用定着までサポートを行う
社内でeラーニングプラットフォームの利用を定着させるには、確かにベンダーのサポート体制を利用することも大切です。しかし、自社で独自に受講生へのサポートを提供することで、利用の定着をさらに促進できます。
例えば以下のようなイメージです。
- eラーニングプラットフォームの運用責任者を指名して誰に質問すればよいか明確化する
- 社内に専用の相談窓口を設ける
- 導入前に勉強会を実施して操作方法や導入意義などを周知する
- 自社オリジナルの運用マニュアルを作成して配布する
上記のように社内で受講生へのサポート体制を整えることで、学習へ取り組むモチベーションが高まり、よりスピーディーに従業員の成長を促進できます。
企業向けeラーニングシステム10件をポイントごとに比較! ⇒ 「eラーニングシステム徹底比較Book」を無料ダウンロード
まとめ
「eラーニング」とは、パソコンやタブレットなどとインターネットを組み合わせて実施する教育手法を指します。企業のニーズに合わせた学習コンテンツを受講生へ配信し、好きなペースで学習してもらえる点が特徴です。そして「eラーニングプラットフォーム」とは、上記のeラーニングの実施に必要なシステムを指します。
eラーニングプラットフォームは、クラウドで運用することが一般的です。そのため「場所や時間を問わず受講してもらいやすい」「質が高い教育を安定して提供できる」「管理者の負担を軽減しつつ教育できる」など、さまざまなメリットを実感できます。
eラーニングプラットフォームには、学習管理機能やコース管理機能、教材管理機能といった幅広い機能が搭載されています。そのため選ぶ際は、自社の導入目的と照らし合わせて「最適なコンテンツや機能を搭載しているか?」という点を重視することが大切です。
今回紹介した15製品は、いずれも多くの魅力を持ったシステムばかりです。各製品の説明を参考に、ぜひ自社にマッチしたeラーニングプラットフォームを検討してください。