【比較表あり】AI基礎はeラーニングで!主要教材12選と選定ポイント

「AIを従業員が独断で利用し始める前に、最低限の安全な使い方を全社に徹底させたい。何からどう習得させたら効率的か?」

企業の研修担当者や管理職の皆さまの中には、このような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

特にAI未経験者が多い企業やリスク管理を重視する企業にとって、AIをしっかり基礎から習得させる方法は迷いどころです。eラーニングは導入しやすい学習方法として有力な選択肢ですが、AI教育の需要の高まりとともに増え続ける多種多様な教材から、自社に適したものを選定するのは簡単なことではないでしょう。

この記事では、AI基礎教育の必要性や初心者が学ぶべき内容を解説し、AIの基礎を学ぶeラーニング教材を検討するための具体的な比較表と、教材選びの失敗を避ける「6つのチェックポイント」を紹介します。自社に最適な教材を選ぶための明確な基準が分かり、効率的に比較検討を進められる助けとなれば幸いです。

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生成AIとの「付き合い方」を知り、実践に移るハードルを下げる 日々進化する生成AIを業務に活用するには、生成AIの特性や…

AIで要約

  • AI導入による生産性格差を解消しつつ、情報漏えいや著作権侵害のリスクを防ぐためには、組織的かつ体系的な基礎教育を実施することが不可欠です 。
  • 進化の速いAI技術の教育には、情報の即時更新が可能で、ガバナンス強化に欠かせない受講履歴の管理もしやすいeラーニングの活用が最も効率的です 。
  • 最適な教材を選ぶ際は、未経験者向けの配慮や明日から使える実践的な活用例の豊富さ、情報の信頼性と鮮度など、6つの基準で比較検討することが重要です 。
目次

AI活用、何から?必要なのはAIリテラシーの底上げ

AI活用をこれから進めようとする企業にまず必要なのは、自社の現状に合った基礎的なリテラシーの向上です。

遅れる国内のAI活用

総務省の調査1によれば、日本企業の生成AI活用方針策定率は49.7%にとどまり、米国(84.8%)や中国(92.8%)といった海外企業に比べて遅れをとっている状況です。業務での活用率も日本は55.2%と、海外各国の90%台に大きく水をあけられています。

加えて、国内でもAIを積極的に活用する企業とそうでない企業の二極化が進んでいます。東京商工リサーチの調査2によれば、生成AIの活用を「会社として推進している」「部門によっては推進している」と回答した割合は大企業の43.3%に対し中小企業では23.4%と、企業規模による格差も顕在化しています。

AI活用、何から始める?

「AIに触れたことがない」「業務でどう使えるかイメージが湧かない」という従業員が多い企業では、まず基礎的な知識やスキル、活用イメージを得ることが急務です。「会議の録音データから議事録を自動作成する」「スライド資料作成にかかる時間を半減する」といった、身近なシーンの想定から始めるとよいでしょう。

加えて、従業員が個人でAIを利用することには情報漏えい著作権侵害といったリスクも付随します。

「企業側が把握していない個人利用のAIに、機密情報や個人情報を含むデータを読み込ませる」「他社のキャラクターや実在の人物に類似した画像をAIに生成させ、業務に使用する」などは、すぐにでも起こりうる危険な行動です。企業として統制の取れた基礎教育を提供する必要があるのは当然と言えるでしょう。

こうした背景から、効率的かつ体系的にAIの基礎を学ぶため、eラーニングが有効な手段として注目されています。しかし、市場には多種多様な教材が存在するため、自社に最適な教材を見極めることが重要です。

【比較表】AI主要eラーニング教材12選

まずは、AIの基礎を学べる代表的なeラーニング教材の特徴をまとめた比較表をご覧ください。一部サービスについては具体的なコースや講座の例も記載しています。各教材の詳細については、後述する「6つのチェックポイント」を参考に、自社のニーズと照らし合わせながら評価していくことが重要です。

サービス名(提供会社) 『講座・コース例』学習方法研修期間・所要時間料金の目安
With AIシリーズ (株式会社ライトワークス)  eラーニング1コンテンツ3~5分レンタルプラン(任意の5本セット):2,400円/ID (月額)(税抜) 定期便(毎月2本提供):96,000円/月(税抜)  
AI Performer Academy (Cynthialy株式会社)  eラーニング1コンテンツ10分程度要問合せ
AI Academy (株式会社アガルート) 『生成AIコース』eラーニング6カ月間動画プラン:19,800円(税抜) 動画+質問プラン:61,800円(税抜) 個別指導プラン:148,000円(税抜)
スキルアップAI (株式会社スキルアップNeXt) 『ビジネスパーソンのための対話型生成AI講座』eラーニング(動画講義)本編 約1.7時間  27,500円(税込)/1名  
キカガク (株式会社キカガク) 『生成AI入門コース』eラーニング約4時間16,500円(税要確認)/1名
Udemy (株式会社ベネッセコーポレーション) 『生成AI入門【2025年最新版】』eラーニング約5.5時間(6セクション・34レクチャー合計)12,800円(税込) 定額制プラン:2,292円~/月  
Schoo for Business (株式会社Schoo) 『AI研修パッケージ|AI基礎』eラーニング7時間20分(5講座合計)Schoo for Business 利用料金:月額1,650円(税抜)/ID(+初期費用11万円(税抜))  
DMM 生成AI CAMP (株式会社インフラトップ) 『生成AI基礎マスターコース』eラーニング+課題提出・フィードバック自習約14.25時間 +課題約17.5時間 (8レッスン合計)4週間プラン:198,000円(税込)
Aidemy Premium (株式会社アイデミー) 『生成AI活用実践講座』eラーニング+チューターサポート12週間(標準学習時間67時間24分)272,800円(税込)+ChatGPT Plus(有料版)の費用・OpenAI API利用料
Tech Mentor (株式会社if) 『生成AI活用コース』eラーニング+実践講義3カ月間327,800円(税込)
トレノケート (トレノケート株式会社) 『ChatGPTで学ぶ生成AIビジネス活用』オンラインLive(講義+ハンズオン演習)1日間33,000円(税込)
GETT Proskill (株式会社VOST) 『生成AIセミナー』会場受講/ライブウェビナー/eラーニング(講義動画)2日間会場受講・ライブウェビナー:38,500円(税込) eラーニング:27,500円(税込)

※上記の内容は2025年12月現在の情報に基づき作成したものです。最新の詳細情報は各提供元にご確認ください。

AIの基礎知識を学ぶことで期待できる活用方法

eラーニング教材などでAIの基礎を身に付け、安全な使い方を学ぶことで、日常での作業から部門業務まで、さまざまな場面でAIを活用できます。具体的な活用シーンとしては、以下のようなものが挙げられます。

日常業務・定型的なメール作成や議事録作成の自動化
・情報収集、翻訳、要約、アイデア出し
・データ入力や集計など反復作業の自動化、データ整形・分析
・スケジュール設定・管理
マーケティング・顧客データの分析によるターゲティング精度向上
・広告、SNS投稿、メールマガジンなどのコンテンツ生成
・パーソナライズされたメール配信の自動化
カスタマーサポート・チャットボットによる自動応答
・FAQコンテンツの自動生成・更新
・問い合わせ内容の分析によるサービス改善点の抽出
プロダクト開発  ・プロトタイプイメージの作成支援
・プログラムコードの自動生成
・仕様書や設計書などのドキュメント作成支援
・テストケースの自動生成
採用・教育  ・募集要項や企業PR文の作成・校正補助
・研修計画の作成支援 ・新人向けのOJTサポート

これらはほんの一例です。AIの基礎を学び、従業員一人一人が「自分の業務のこの部分にAIを使えるかもしれない」と発想できるようになることが、全社的な生産性向上につながります。

なぜ今eラーニングでのAI教育が重要なのか?

AIによる生産性向上は、組織全体で取り組んでこそ真の価値を発揮します。

しかし、進化の速いAI技術を「いかにタイムリーに浸透させるか」という運用面に苦慮する担当者は少なくありません。また、全従業員を対象とした教育には、多大なコストと時間が伴います。

こうした「技術の鮮度」と「教育の効率」という二つの難題を同時に解消できるのが、eラーニングです。ここでは、なぜAIリテラシーの向上においてeラーニングが最適解といえるのか、組織的なリスク管理と導入障壁の打破という観点から解説します。

AI活用を個人任せにするリスク

三菱総合研究所の調査3によると、AI活用企業と未活用企業では、今後生産性格差が拡大する可能性が指摘されています。DXで成果を出す「ビジネス変革企業」は生成AIを多様な業務で利用しているのに対し、道半ばの「デジタライゼーション企業」では未導入/限定的な用途にとどまるなど、活用の差は明らかです。AIを使いこなせる従業員とそうでない従業員のパフォーマンス格差は、組織全体の競争力に直結します。

かといって、AIツールの利用を従業員の自己流に任せていると、機密情報の入力による情報漏えいや、生成コンテンツの著作権侵害といったセキュリティ・コンプライアンスリスクが高まります。PwC Japanグループの調査4でも、AIガバナンス態勢の整備は重要課題と認識されていますが、日本企業は他国に比べて遅れをとっています。

リスクを抑えながらAI活用を成果につなげるためには、基礎からの適切な教育が急務と言えるでしょう。

研修導入の壁を打破するeラーニングの利点

新たに研修を導入するとき、「忙しくて研修に参加する時間がない」「新しいツールを覚えるのが難しそう」といった声はよくあることです。従来の集合研修は、受講者や関係者の日程調整が難しく、コストもかさみがちです。また、一度きりの研修では内容が定着しにくいという課題もあります。

一方、eラーニングは時間や場所を選ばずに自分のペースで学習できるため、多忙な従業員でも取り組みやすい点がメリットです。繰り返し学習が容易で、知識の定着を図りやすいでしょう。

さらに、学習管理システム(LMS)と連携すれば、受講状況や進捗度を可視化しやすく、教育効果の測定やフォローアップに役立ちます。こうした管理の手間やコストを集合研修に比べて抑えやすい傾向があります。

AI基礎教育こそeラーニングが向いている3つの理由

上記のようなeラーニングならではのメリットは、AI分野の教育において特に生きてきます。

情報の「即時更新」に対応可能

生成AIの技術進化は非常に速く、数カ月単位で新しいツールや機能、活用法が登場します。eラーニングであれば、コンテンツの修正や追加が比較的容易なため、常に最新の情報に基づいた教育を提供できます。

リスク・コンプライアンス教育の「履歴管理」に有効

eラーニングは従業員一人一人の学習履歴を詳細に記録することが容易です。

AIの安全な利用に関する教育は、企業がコンプライアンスを遵守する上で不可欠です。リスク・コンプライアンス教育の履歴を残すことは、企業が「従業員に対して適切な教育を実施していた」ことを証明する有力なエビデンスとなり、ガバナンス強化の面で重要です。

コストを抑えて「全社規模」で展開できる

AIはあらゆる部門で活用の余地があり、全従業員に関わるテーマと言えます。企業向けのeラーニングサービスなら、一度コンテンツを作成・導入すれば、全社展開もコストを抑えて実施しやすい利点があります。4-2で挙げたように、場所や時間を選ばず業務の隙間時間で学習してもらえるため、業務停滞も最小限に抑えられるでしょう。

失敗しない! AI基礎eラーニング教材 の選定ポイント6つ

AIの基礎を学ぶeラーニング教材の選定にあたっては、以下の6つの観点で評価し、自社に最適なものを選びましょう。

チェックポイント1:対象レベルは自社の従業員層に合っているか?

まず確認すべきは、教材が想定している受講者のレベルです。「AIとは何か?」から丁寧に解説する「完全未経験者」向けなのか、基本的な用語は理解している前提の「少し使ったことがある」層向けなのかを見極めましょう。

特に未経験者が多い企業の場合、ITリテラシーが高くない従業員でも挫折しないような工夫がされているかが重要です。専門用語の解説が平易直感的に分かるアニメーションなど、コンテンツの特徴もチェックするとよいでしょう。

チェックポイント2:内容は「明日から使える」実践的なものか?

AIの仕組みや歴史といった知識も大切ですが、ビジネスパーソンが求めているのは「自分の仕事でどう使えるか」という具体的なヒントです。抽象的な概念の説明に終始せず、文章要約、翻訳、情報収集、資料作成補助、Excel関数作成など、多くの従業員にとって身近な業務での活用例(ユースケース)が豊富に紹介されているかを確認しましょう。

見ているだけで終わらず、「自分でもやってみよう」と思えるような具体的なプロンプト例などが提示されていると、より実践につながりやすくなります。

チェックポイント3:無理なく「学習を継続」できる仕組みか?

AIスキルは机上で一度学んで終わりではなく、実際に使い続けることで身に付いていきます。そのためには、日常的に学習を継続できる仕組みが重要です。1つの動画やコンテンツが短時間(例:5~10分程度)で完結していれば、業務の隙間時間でも学習しやすくなります。

また、AIの世界は日進月歩です。一度きりの学習コンテンツだけでなく、定期的に新しい活用法や注意点などが追加・更新される教材であれば、従業員の学習意欲を維持しやすくなります。特別なことではなく「日常の習慣」にするためのサポートがあるか、という視点も大切です。

チェックポイント4:情報の「信頼性」と「鮮度」は担保されているか?

特にAIのような新しい技術分野では、情報の信頼性が極めて重要です。誰が監修・制作しているのかを確認し、信頼できる大学教授や実績のある実務家などの専門家が関与しているかをチェックしましょう。

また、AI技術や関連サービスは驚くほどのスピードで進化しています。教材の内容が古くなっていないか、最新の技術動向やトレンドを反映して定期的に見直され、更新されているかも重要な選定ポイントです。

チェックポイント5:「安全な利用」に関する教育があるか?

AIの利便性の裏側には、情報漏えい、著作権侵害、AI倫理(バイアス、差別など)、ハルシネーション(もっともらしい嘘を出力する現象)といったさまざまなリスクが潜んでいます。

これらのリスクと、それらを回避するための具体的な対策(例:機密情報を入力しない、生成物のファクトチェックを行う等)について、教材内でしっかりと解説・注意喚起されているかを確認することは、企業として安全なAI活用を推進する上で不可欠です。

チェックポイント6:導入計画に合ったコストか?

コスト面では、全社一斉導入なのか、まずは一部の部門から試したいのかなど、自社の導入計画に合ったプランが用意されているかを確認しましょう。

受け放題サービス内での提供や単発の研修などさまざまな形態があり、料金プランも月額課金、コース/コンテンツの買い切りといった違いがあります。最小ID数などスモールスタートが可能かどうかも検討材料になります。

「やってみよう」を促す実践的な生成AI活用ノウハウを学ぶ ⇒ eラーニング教材「With AIシリーズ」の詳細を見る

初心者にもおすすめ!主要AI eラーニングサービス紹介

ここからは冒頭の比較表で挙げた各教材について、上記6つのチェックポイントも踏まえながら、それぞれの特徴を紹介します。一部サービスについては具体的なコースや講座の例も挙げていますので参考にしてみてください。

※上記の内容は2025年12月現在の情報に基づき作成したものです。最新の詳細情報は各提供元にご確認ください。

With AIシリーズ(株式会社ライトワークス)

学習方法eラーニング
研修期間・所要時間1コンテンツ3~5分
料金レンタルプラン(任意の5本セット):2,400円/ID (月額)(税抜) 定期便(月2本配信):96,000円/月(税抜)

完全未経験者からを対象とし、1本3~5分の短尺動画で継続的に学ぶサービスです。「AIは、習うより慣れよ」をコンセプトに、試したくなる実践的なユースケースやプロンプト例で、AIを使うことが日常になることを目指します。

毎月2本の新作が公開され、大学教授監修の下、最新の内容が提供されます。月2本の定期便の他、任意のセットのレンタルや買い切りがあり、導入しやすい点も特徴です。

【こんな企業におすすめ】

  • AIへの心理的ハードルを下げ、日常的に触れてほしい
  • 初心者レベルから「使いこなす」に無理なく底上げしたい

AI Performer Academy(Cynthialy株式会社)

学習方法eラーニング
研修期間・所要時間1コンテンツ10分程度
料金要問合せ

https://aiperformer.jp/academy

企業向けに特化した生成AIの学習プログラムです。業種別活用法、企業活用におけるリスク(セキュリティ・著作権等)、ガイドライン作成方法など、企業で必要な要素を網羅的に学べます。1社当たり3人から受講可能とスモールスタートにも適しています。

【こんな企業におすすめ】

  • ビジネスでの活用に直結する内容を学ばせたい
  • 従業員に自律学習の文化があり、少人数から試してみたい

AI Academy(株式会社アガルート)

講座・コース例:生成AIコース

学習方法eラーニング
研修期間・所要時間6カ月間
料金動画プラン:19,800円(税抜) 動画+質問プラン:61,800円(税抜) 個別指導プラン:148,000円(税抜)

https://aiacademy.jp/generation-ai/

教育事業を手掛ける株式会社アガルートによるAI学習プログラムです。動画見放題のeラーニングに加え、現役エンジニアのサポートを受けられる質問プランや個別指導プランも設けられています。

例に挙げた「生成AIコース」は、初心者からを対象とし、基礎から実践までを体系的に学べます。ドキュメント業務・社内向けFAQボット開発・競合調査・ウェブサイト作成など、業務改善に直結する具体的なスキルの学習もあります。

【こんな企業におすすめ】

  • 基礎から業務に直結するスキルまで体系的に学ばせたい
  • プロのサポートも検討したい

スキルアップAI(株式会社スキルアップNeXt)

講座・コース例:ビジネスパーソンのための対話型生成AI講座

学習方法eラーニング(動画講義)
研修期間・所要時間本編 約1.7時間
料金27,500円(税込)/1名

https://www.skillupai.com/text-generating-ai-for-business-person/

日本初をうたう体系的AI教育プログラム。全従業員向けのAI・DX入門から、エンジニア向けの応用、AIプロジェクト推進に向けた講座まで、多様な講座が設けられています。

例に挙げた「ビジネスパーソンのための対話型生成AI講座」はChatGPTをもっと使えるようになりたい人向けの動画講義です。1日以内にプロンプトエンジニアリングの基礎を学び、ビジネスパーソンがよく行う業務のプロンプトが書けるようになることを目指します。

【こんな企業におすすめ】

  • 少し経験のある従業員向けに、業務に役立つプロンプトをすぐに習得させたい

キカガク(株式会社キカガク)

講座・コース例:生成AI入門コース

学習方法eラーニング
研修期間・所要時間約4時間
料金16,500円/1名

https://www.kikagaku.co.jp/course/utilizing-generative-ai

AI・機械学習などの先端技術に関する教育事業を展開するキカガクが提供するコースの1つです。生成 AI によってどのようにビジネスが変革するのかを学び、業務を効率化するために必要なプロンプトエンジニアリングなどを、実践を交えて習得します。

「明日から業務に活用しよう」と感じられるようになることを目指し、LLM(大規模言語モデル)やReAct(AIエージェント)、RAG(検索拡張生成)なども学習内容に含みます。

【こんな企業におすすめ】

  • 生成AIの全体像を学び、ビジネスでの活用シーンや可能性を理解してほしい
  • プロンプトエンジニアリングなどの知識を習得し、すぐに業務で実践させたい

Udemy(株式会社ベネッセコーポレーション)

講座・コース例:生成AI入門【2025年最新版】

学習方法eラーニング
研修期間・所要時間約5.5時間(6セクション・34レクチャー合計)
料金12,800円(税込) 定額制プラン:月額2,292円から

https://www.udemy.com/course/generative/?srsltid=AfmBOooTdlHJpyV915uXbKj4elvFR-mPrs4J9RP3YMlIGgH260LfjEZr

Udemyは世界中の専門家によるニッチで最先端の技術講座で、質の高い講座が多様なジャンルにわたって提供されています。

「生成AI入門【2025年最新版】」は数式やプログラミングなしで生成AIの要点を学べる講座です。AIの仕組みよりも、「AIの使いこなし方」に重点が置かれ、ChatGPTや画像生成AIの活用スキルを学べます。

【こんな企業におすすめ】

  • 文系や初心者にも要点を理解させたい
  • 仕組みよりもChatGPTや画像生成AIなどの使いこなし方を短期間で習得させたい

Schoo for Business(株式会社Schoo)

講座・コース例:AI研修パッケージ|AI基礎

学習方法eラーニング
研修期間・所要時間7時間20分(5講座合計)
料金Schoo for Business利用料金:月額1,650円(税抜)/ ID(+初期費用11万円(税抜))

https://schoo.jp/biz/theme/curriculum/259

AIからビジネス基礎まで学べる法人向け教育プラットフォーム。国内最大級の動画コンテンツが提供されています。テーマ別にカリキュラムが組まれ、対象者や目的に応じてコース設定も可能です。

「AI研修パッケージ|AI基礎」は機械学習の基本からAI導入のポイント、倫理・規制動向などを学ぶパッケージです。他にもマネジメントやデータ分析など、テーマ別のカリキュラムが豊富に用意されています。

【こんな企業におすすめ】

  • 自律学習が根付いており、AIに限らず幅広い学習コンテンツを従業員に提供したい
  • プラットフォームを導入し、豊富な教材から対象者や目的に合わせて研修を設定したい

DMM 生成AI CAMP(株式会社インフラトップ)

講座・コース例:生成AI基礎マスターコース

学習方法eラーニング+課題提出・フィードバック
研修期間・所要時間自習約14.25時間+課題約17.5時間 (8レッスン合計)
料金4週間プラン:198,000円(税込)

https://generative-ai.web-camp.io/courses/basic/

プロンプトエンジニアリングから生成AI開発まで学べるオンラインスクール。「基礎マスターコース」は事前知識なしから現場で使える具体的な活用法を短期間で習得するコースです。後続コースとしてマーケティングや営業など職種別専門コースが用意されており、段階的にステップアップを図りたい人にも最適です。

動画視聴だけでなく課題の実践とメンターによるフィードバックがあることも特徴です。チャットでの質問や課題の提出回数は無制限で、自律学習をサポートしてくれます。

【こんな企業におすすめ】

  • 目的や職種に特化したAI活用スキルを段階的に習得させたい
  • プロのサポート付きで自律的に学習してほしい

Aidemy Premium(株式会社アイデミー)

講座・コース例:生成AI活用実践講座

学習方法eラーニング+チューターサポート
研修期間・所要時間12週間(標準学習時間67時間24分)
料金272,800円(税込)+ChatGPT Plus(有料版)の費用・OpenAI API利用料

https://premium-biz.aidemy.net/courses/genai-adv

AIやDXスキルを学べるオンライン学習サービスAidemyの、個人向けリスキリングサービスです。未経験から学べ、チューターへのチャット質問やオンラインカウンセリングといった「挫折させない」サポートがあります。

「生成AI活用実践講座」では、ChatGPTを利用してプロンプトエンジニアリングの基礎から学び、業務効率化やビジネスの価値創造につながる効果的な使い方を習得します。MyGPTでのカスタマイズやGPT Actionsによる機能拡張なども学び、卒業課題としてオリジナルのLLMアプリを作成するなど、実践を通じてスキルアップを目指せます。

【こんな企業におすすめ】

  • 業務課題を解決する実用的なスキルを習得させたい
  • プロのサポート付きで自律的に学習してほしい

Tech Mentor(株式会社if)

講座・コース例:生成AI活用コース

学習方法eラーニング+実践講義
研修期間・所要時間3カ月間
料金327,800円(税込)

https://tech-mentor.dev/toc_generative-ai/ 

プログラミングやウェブデザイン、AIなどのウェブスキル定着をサポートするプログラミングスクールです。「生成AI活用コース」では、生成AIの基礎から実務・「副業可能レベル」まで、最短3カ月で習得可能なカリキュラムが組まれています。

eラーニングと講師による実践講義があり、講義動画や日々アップデートされる資料教材にはコース卒業後も無期限でアクセスできます。さらに専属メンターの定期メンタリング、チャットボット質問し放題などの手厚いサポートも特徴です。

【こんな企業におすすめ】

  • 初心者から実務レベルのスキルを習得させたい
  • プロの手厚いフォローが欲しい

トレノケート(トレノケート株式会社)

講座・コース例:ChatGPTで学ぶ生成AIビジネス活用~仕事の生産性を高めるAIチャット入門~

学習方法オンラインLive(講義+ハンズオン演習)
研修期間・所要時間1日間
料金33,000円(税込)

https://www.trainocate.co.jp/reference/course_details.aspx?code=MAC0030G

IT 技術・ビジネススキルのトレーニングおよび人材育成を手掛けるトレノケートでは、生成AI関連の研修も豊富に提供されています。「ChatGPTで学ぶ生成AIビジネス活用」は、ChatGPTを活用した業務効率化を学べる研修です。ChatGPTの始め方から、日常業務を効率化させる具体的な方法まで、講義+演習で身に付けます。

【こんな企業におすすめ】

  • 未経験者・初心者にまずChatGPTの基礎を学ばせたい
  • 自学自習ではなく、講義と演習形式で確実に受講させたい

GETT Proskill(株式会社VOST)

講座・コース例:生成AIセミナー

学習方法会場受講/ライブウェビナー/eラーニング(講義動画)
研修期間・所要時間2日間
料金会場受講・ライブウェビナー:38,500円(税込) eラーニング:27,500円(税込)

https://proskilll.com/seminar/generative-ai/

未経験から2日間で生成AIの基礎から応用まで学べるセミナーです。講義とハンズオン演習で、実務で使えるプロンプトエンジニアリングの習得を目指します。

生成AIの基礎、業務活用の事例や課題などの他、ChatGPT・Copilot・画像生成の実践テクニック、自社独自の生成AIの作成まで学ぶ実践的な内容です。会場受講の場合は演習に使用する機材やライセンスなどが完備されており、手ぶら受講できることも魅力です。

【こんな企業におすすめ】

  • 短期集中で基礎から実践まで習得させたい
  • 自学自習ではなく、講義と演習形式で確実に受講させたい

「AI研修をやったのに、現場が使ってくれない」とお悩みの方へ ⇒ DL資料「生成AIリスキリング入門」を無料で読む

まとめ

本記事ではこれからAI活用を進めようとする企業向けに、AIの基礎を学べる主要なeラーニング教材12選の比較と、選定のポイントを紹介しました。

AIの活用状況が二極化する中、未経験者が多い企業にまず必要なのは、自社の現状に合った基礎的なリテラシーの向上です。基礎を学ぶことで、日常の作業から部門別の業務まで、さまざまな効率化を図ることが期待できます。

AI活用の有無は生産性に大きな格差を生みます。個人が勝手に試すやり方では、不適切な使い方による情報漏えいや著作権侵害などのリスクがあるため、AIの教育は組織的に行うことが重要です。

eラーニングは自分のペースで学習できて記憶の定着を図りやすく、受講管理にも長けた手段です。また以下のような観点からも、AI教育にはeラーニングが適しています。

  • 情報の即時更新性
  • ガバナンス上重要なリスク・コンプライアンス教育の履歴記録
  • 全社展開のしやすさ

記事では主要なeラーニング教材12選について、料金や所要時間、おすすめの企業のタイプなどを紹介しました。自社にあった教材を選定するには、以下6つのポイントをチェックするとよいでしょう。

  1. :対象レベルは自社の従業員層に合っているか?
  2. :内容は「明日から使える」実践的なものか?
  3. :無理なく「学習を継続」できる仕組みか?
  4. :情報の「信頼性」と「鮮度」は担保されているか?
  5. :「安全な利用」に関する教育があるか?
  6. :導入計画に合ったコストか ?

AI活用のスタートには、自社に合った最適な教材の見極めが必要です。本記事の比較表とチェックポイントがお役に立てば幸いです。

  1. 総務省「国内外における最新の情報通信技術の研究開発及びデジタル活用の動向に関する調査研究の請負成果報告書」, 2025年3月公表, P180,182-183(閲覧日:2025年11月3日) ↩︎
  2. 東京商工リサーチ「『生成AI』活用は企業の25%にとどまる 『業務効率化』が9割超、専門人材不足がネック」(閲覧日:2025年11月3日) ↩︎
  3. 三菱総研DCS株式会社「日本企業のDX推進状況調査結果【2025年度詳細版】を公表」(閲覧日:2026年1月14日) ↩︎
  4. PwC Japanグループ「生成AIに関する実態調査 2025春 5カ国比較」, P71(閲覧日:2025年11月3日) ↩︎

参考)
東京商工会議所「中小企業のための『生成AI』活用入門ガイド」, https://www.tokyo-cci.or.jp/file.jsp?id=1204275(閲覧日:2025年11月3日)

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