「職場におけるAI活用に関する意識調査2025」、AI活用は一般層で伸び悩みー人材投資がカギ

ボストン コンサルティング グループ(BCG)が公表した「職場におけるAI活用に関する意識調査2025」で、AIツールの利用が経営層や管理職で進む一方、一般従業員の利用率では伸び悩んでいる実態が明らかになりました 。国別に見ると、日本のAIツール利用率は51%で、世界平均の72%を大きく下回っており 、調査対象の11の国・地域の中で最も低い数値です 。トップのインド(92%)とは41ポイントの差があります 。


伸び悩む一般従業員のAI利用率

業務でのAI利用について、経営層から十分な支援を受けていると答えた一般従業員は25%にとどまります。

また、約4割の回答者が「自社が適切なツールを提供していない」と答えています。会社から提供されない場合、回答者の半数以上が「許可がなくてもAIツールを使うと思う」と答えており、企業は適切なAIツールを提供しなければ、セキュリティリスクも懸念されます。

さらに、自社が提供するAI関連のトレーニングに満足している回答者は36%でした。


AI活用を促進する鍵とは?

経営層からの明確な支援がある場合、「生成AIによって仕事が楽しくなる」と考える一般従業員の割合は55%に上ります。一方で、経営層からの明確な支援がない一般従業員の場合、「生成AIによって仕事が楽しくなる」と考える人の割合は15%にとどまります。

同調査では、一般従業員のAI利用を促進する鍵として「経営層からの支援」「適切なツールの提供」「十分なトレーニング」の3点を挙げています。

また、AI活用が単なるツール導入にとどまらず、業務プロセス全体を再設計する段階に進みつつあることも示されました 。

人材育成担当者には今後、経営層を巻き込んでの全社的なAIリテラシー向上を推進していく役割が求められると言えるでしょう。

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資料の詳細は、以下をご覧ください。

ボストン コンサルティング グループ,2025年6月「職場におけるAI活用に関する意識調査2025」https://www.bcg.com/ja-jp/publications/2025/ai-at-work-momentum-builds-but-gaps-remain

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